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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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青森李登輝友の会ブログ

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【論説】小泉一刀流、蝙蝠二党流

【論説】小泉一刀流、蝙蝠二党流


         アンディ チャン

小泉が解散選挙で快勝したことで、台湾の陳水扁が非常に羨ましが
ったというが、人間の出来が違う。今回の選挙で最も読み応えのあ
る記事は渡部亮次郎さんの小泉評論だった。投票前から小泉快勝と
その勝因を「政治家の度胸」、「主張するものがある、主張を押し通
す決心がある」としていたのは見事だった。殺されてもいい、自民
党を潰しても郵政改革をやるという態度はまさに小泉一刀流である。

小泉に比べると陳水扁の惰弱な態度には顔を背けたくなる。小泉を
羨ましがるよりも小泉から教訓を学ぶべきである。台湾では野党の
反対に遭って国会は空転、国政は停頓している。今回は陳水扁、民
進党に苦言を呈したい。

●宋楚瑜と陳水扁

去年の秋、藤原慶子さんのご紹介で稲門会の北村友雄さん、井上浩
さん、中日新聞の現支局長佐々木理臣(つねおみ)さんなどと晩餐
を共にしたが、その席上で上海から赴任したばかりの佐々木さんが、
「台湾の政治家を見渡しても少しマシな人は宋楚瑜ぐらいかな」と
言ったのに対し、私は「彼は日本の小澤一郎みたいな男で、建前し
か言わない。だからかっこよく見えるだけだ」と答えた。これは現
今の宋楚瑜の没落を見ればよくわかる。

当時の私はまだ陳水扁に希望を持っていたので、「陳水扁は外圧に強
く、受けた圧力を柳に風と受け流す、そしてウヤムヤのうちに主張
を通してしまう」と持ち上げた。陳水扁を買いかぶっていたのでは
なく、彼にはまだ淡い希望をつないでいたのである。ところがそれ
から二ヶ月も経たないうちに陳水扁はメロメロになって中華路線を
主張し、台湾の独立を否定し、新憲法の改定はしないといった、自
分の政党まで売り飛ばしてしまうような言動に出て、台湾人は失望
してしまった。

陳水扁が小粒な政治家であることは2000年に就任して以来、皆が知
っていたことで別に新しい認識ではない。しかし独立を党是とする
民進党主席、民主選挙で選ばれた総統が野党に屈服して、台湾独立
はしない、憲法改正もしない、などと公言すれば台湾人を騙し、中
国人に魂を売ったことである。台湾人民は陳総統に裏切られたので
ある。この失望と不信感はなかなか拭い去る事ができない。

●千万人といえども吾往(ゆ)かん

陳水扁が得意とする「柳に風」戦法とは言い逃れで相手の攻撃をかわ
すことだった。選挙になると政治に関心のない中間層の票を狙って
「現状維持」とか「中華民国の国体維持」とか矛盾した事を並べて、
統独両側の陣営に受けるようにしたつもりだったが、民衆は騙せな
い。去年の選挙で敗北したのは両陣営から見放され、中間層に捨て
られたからである。それで民進党側は「敗北は民衆が投票しなかっ
たから」と逆恨みしたのである。民衆は陳水扁の採った中間路線に
失望したから投票しなかった、つまり原因は民進党の中間路線にあ
る。筆者が陳水扁を「蝙蝠」と呼んだのは彼の態度、両方に受ける
ような事ばかり言って、揚句は失敗の原因を他人に押し付けようと
する卑怯な態度のことである。

小泉が郵政法案を通す事に政治信念を賭けて、法案が通らなかった
ら国会解散をすると明言し、実際に解散した。郵政法案には疑問も
あったが、それは問題ではない。民衆は小泉の政治家としての信念
の固さを信頼したのである。これを小泉一刀流とすれば、陳水扁の
統独両陣営の間を右往左往する態度は見苦しいだけでなく、民衆の
信頼を得ることができない。これが「蝙蝠二党流」で、民衆が見捨
てるのは当然の結果である。

●民衆は「現状維持」に幻滅

「人無信不立」というが、たしかに陳水扁に騙されたと感じた民衆
はもう二度と騙されない、民進党が失った票は二度と戻ってこない
だろう。もっと悪いのは責任転嫁、言い逃れをする事で、「李登輝で
さえ出来ない事だ」とか、「民衆が投票しなかったのが原因」などと
言えば更に軽蔑される。陳水扁が「台湾の子」から「中華民国の子」
を名乗った時点で民衆は彼を見捨てたのである。

台湾の民衆は二度と陳水扁の勝手な主張に騙されない。その最たる
ものが「台湾は既に主権独立した国家である」、と「現状を維持する
事が望ましい」、「中華民国の名義で国連に加盟する」といった架空、
独りよがりの主張である。

台湾が主権を持つ独立国家であるなら、なぜ世界中の国家が「台湾」
を認めないのか。陳水扁は自分でも台湾を名乗れない、今でも「中
華民国(台湾)」を名乗っている。自分で名乗れない国が外国に承認
されるはずがない。民衆を騙すのは容易いが、民衆が騙されたと気
付いたら最後、誰も信用しなくなる。

しかも陳水扁は、「中華民国(台湾)」の名義で国連に加盟して、成功
すれば次に国連総会で提案して「中華民国」を除いて「台湾」だけ
残すつもりだという。しかし逆に中国が国連に提案して(台湾)を
除去すれば台湾は自動的に中国の一部となってしまうのだ。中共案
に賛成するか、台湾案に賛成するかを国連の191国家に任せたら台
湾の滅亡は自明の事である。陳水扁は何を血迷っているのか。

もう一つの時代錯誤は「現状維持」という子供だましである。終戦
から60年たち、蒋介石が台湾に亡命して55年、毎年のように「中
共は台湾を攻撃する能力がない」、「台湾は安全である」といい、「米
国が台湾を防衛してくれる」と言う。陳政権は中共を攻撃しないか
ら、相手も攻撃するなと言う。野党は防禦武器の購買も反対して政
府を悩ましている。現状維持と言いながら、現状維持がどんどん難
しくなっている。それでも民衆が現状維持を信じるというのか。民
衆はバカではない。

「現状維持」とは、「大阪冬の陣の和議」のあと、無為無策で大阪城
に立て篭もった豊臣勢と同じである。堀を埋められても何も出来ず、
夏の陣で豊臣は滅んだ。連戦と宋楚瑜の訪中以来、中共は「三通」
とか「農産品の自由貿易」とか言い立てて台湾に接近しているが、こ
れは堀を埋めるのと同じである。徳川に騙された豊臣の滅亡の教訓
を生かす事が出来ない陳水扁は淀君とおなじ、そして陳水扁と同一
の中華路線を辿る謝長廷は大野修理というところである。

●政策と政治家の気迫

小泉の勝因は政策を一つに絞った事と政治家の運命を賭して政策を
通す気迫が民衆の好感を得たことである。郵政法案が難航していた
が、国会を解散してもやると言う気概を見せた小泉首相に解散すれ
ば自民党が危ないと建言した前首相は何人もいた。しかし小泉は「自
民党を潰してでもやる」といって、本当に国会を解散市、再選挙に
持ちこみ、快勝したのである。

これに比べると陳水扁の中華路線は両陣営から見放され,民衆もア
イマイな主張を信じる事が出来ない。陳水扁政権がこの五年来国会
で野党の妨害にあって国政が麻痺していることは民衆も歯痒く思っ
ている。だが陳水扁の態度が臆病で闘志が見られないこと、言い逃
れや「善意」と称する卑屈な態度は小泉首相の断固たる態度、政治
家としての信念と違い、リーダーシップが見られない。これが失敗
の原因である。

●民意が国を作る、政治家ではない

政治家は往々にして自分の主張が民衆に受け入れられると思いこむ。
しかし確信をもって前向きな姿勢で所信を通す政治家は少ない。中
華路線とは妥協と名付けた降伏で政策ではない。何も出来ない、や
らないと公言する政治家が民衆に受けるはずがない。

政治家とは民衆の希望を具体化してリーダーシップを発揮する人の
ことである。陳水扁のように総統に選ばれたとたんに「自分は何も
出来ない」といえば民衆は失望する。出来ないなら辞職すべきだ。
命を賭してもやるといった小泉一刀流の気概がない。民衆がついて
来ないから出来ないと嘆じるのは原因と結果を取り違えている。リ
ーダーシップがないから民衆がついて来ないのである。

●台湾の「一刀流」とは統独問題である

民衆の自覚がないうちに、今の台湾は重大な危機を迎えている。去
年の立法院選挙で敗北して、陳水扁が採った政党妥協は宋楚瑜によ
って破棄され、続いて連戦訪中、宋楚瑜訪中、馬英九の国民党主席
当選、国会の空転と続いて、八方ふさがり状態となった。国政は麻
痺したままである。

そして11月の地方首長選挙を迎えて、民進党は明確な主張がなく人
気がない。泛緑の本拠地と言われた南部でさえも苦戦である。民衆
の期待にこたえる打開策がないからである。これは不思議なことで、
台湾の問題とは統独問題しかない、つまり国民党が政権を奪回して
最終的に中共に併呑されるか、それとも台湾人が独立の道を歩むか
の選択しかない。

ところが民進党は統独問題を国民に問う勇気がないのである。陳水
扁が独立を主張できないのは中華路を採った結果、国民党の統独攻
勢に反論できない脆弱さにある。統独問題に焦点を絞って民意を問
えば選挙に勝てる、しかし陳水扁には「殺されてもやる」といった
勇気がない。

今の民進党内で、国民に統独問題を問えと言えばおそらく百の違っ
た答えが出て、結局は何もやらないだろう。国民党は敵であるが、
敵と知りながら国民党と妥協する政党は潰される。国民党が民進党
潰しを明確にしているのに妥協、善意を主張するのは間が抜けてい
る。半年ほど前に国会を解散すれば民進党が勝つ見込みはあった。
しかし民進党がグズグズしているうちに国民党は馬英九を主席に選
び、人気上昇で湧いている。今は国会を解散しても勝てない。

今の状況では11月の地方選挙も負ける、それでも民進党が反省しな
い場合は2007年の立法院選挙も負ける、2008年の総統選挙も馬英
九に負ける、そうして2010年ごろには台湾は滅亡してしまう。台湾
人は中国に併呑され、中国人の奴隷となりたいのか?60年の国民党
独裁の苦しみを忘れたのか?

政治家とは国民の期待を叶え、国民に希望を持たせるものでなけれ
ばならない。野党の政治家は与党を監視する義務があるが、同時に
現状を改善させる希望を持たせるものであり、単なる批判やボイコ
ットで国政を麻痺させることが野党の任務ではない。野党が国政を
麻痺させるなら与党は阻止すべきである。与党ができないなら国民
が決起して野党の行き過ぎを阻止すべきである。


『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html





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