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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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【論説】ラファイエット事件(10) アンディ チャン (転載)

【論説】ラファイエット事件(10)


       アンディ チャン


         10. 群魔乱舞のフランス「清流事件」

去年11月にスイスから台湾に渡された汪伝浦(Andrew Wang)の銀
行帳簿にある送金宛先名簿の調査が始まったが、台湾側の進展は遅
く、まさに嵐の前の静けさみたいな感があった。台湾が国民党側の
妨害や資料翻訳でぐずぐずしている間にフランスではトムソン会社
が台湾側を逆告訴して、さらに2004年以来、現職の首相が政敵を攻
撃する為に相手がラファイエット事件の賄賂に関連あると密告した
デッチ上げスキャンダルが発生してフランス政権を大きく揺さぶっ
ている。

●陳水扁の告白

今年の4月29日に台南で陳水扁総統は「ラファイエット事件は、あ
れこれ嘘を吐く人間がたくさん居て、事件の真相調査はなかなか突
破口を見出せない」と苦衷を述べた。陳水扁がいくら調査しようと
思っても軍部も司法部も動かない、そして現職の検察総長が引退し
て、替りの検察総長を任命したところ、立法院がこの任命を否決す
るなど、不合理きわまる妨害にあって調査は進まないという。

尹清楓の殺害事件以来すでに12年が経過したが、事件の調査で押収
した録音テープは誰かに部分が消去され、海軍が押収した資料が不
思議なことに紛失するなどの事件があり、海軍軍官は尋問にも口を
割らないなど、さまざまな妨害があった。汪伝浦(Andrew Wang)の
銀行資料は(故意か無責任か知らないが)海軍がスイスから送って
きた資料の翻訳を「ある翻訳会社」に任せて、翻訳の仕事は遅く、
しかも会社から翻訳した資料の機密漏洩の可能性も出てきている。

●フランス右翼と左翼の闘争

もともとフランスが台湾に六隻のラファイエット艦を売りつけたの
はフランス国内で右翼と左翼の政党闘争時代のことで、ラファイエ
ット契約【BRAVO】のリベートは左翼が貰い、これに続いてミラージ
ュ戦闘機60機を売りつけた【TANGO】契約のリベート は右翼グルー
プが貰ったといわれる。こうして【BRAVO】のリベート30億フラン
は左翼が取り、【TANGO】のリベート24億フランは右翼が取ったので
ある。両陣営がお互いにまるで競争にように台湾から掠奪してそれ
を不問にしようとしたのだったそうである。群魔が台湾を食い物に
してフランス、台湾と中国の高官がリベートを分け合ったのだ。悪
魔の飽食とはこのことだ。

それだからトムソンが正式に仲介人として契約した汪伝浦(Andrew
Wang)が右翼、左翼の両陣営から重宝がられたのである。汪伝浦
(Andrew Wang)はワン・ツァンプーと発音するので、フランスでは
マネー・ローンダリングの意味をかねて彼のことを「シャンプー(Mr.
Shampoo)」と呼んでいた。

つまりフランス共和国は左翼、右翼とお互いに台湾を食い物にして
いたのであり、フィリッピンに逃亡した後に逮捕されたシルバン
(Alfred Sirven)が「私が法廷で本当のことを言えばフランス共和
国が20あっても潰れる」と豪語した理由はここにある。どちらも汚
職事件が絡んでいるから、右翼と左翼のどちらが政権を取っても事
実をばらせば国は潰れるというわけだ。

●トムソン社が台湾を逆告訴

台湾が資料の翻訳でぐずぐずしているうちに台湾の新聞は海軍がフ
ランスのトムソン集団を告訴した事件でテールス(Thales)と名を
変えたトムソン会社から逆告訴されていることを暴露した。

尹清楓が殺害されたため、【ブラボー】契約に違法リベートの存在が
あったと判明し、金額は18%に上る事もわかったので、台湾の海軍
はトムソン社を相手にリベートの18%に相当する5億米ドルと、名
誉毀損9900万ドルの合計5億9千9百万ドルの訴訟を起していた。

これに対しテールス社は台湾が証拠を出せないと見くびって、2003
年に逆告訴を提出し、台湾側の訴訟額1億ドルの二倍にあたる2億
ドルの名誉毀損訴訟を起していたのである。台湾の海軍はこれを隠
して民間に知られないようにしていたのだが、今年の四月になって
台湾の聯合報がこれを素っ破抜いたのだった。

聯合報は国民党系の新聞で調査を妨害する方に廻っているので、こ
れを素っ破抜いて政府の無能を嘲笑した事になる。しかしテールス
の逆告訴は2003のことで、リベートを取った事実は証明できるから
トムソンに勝ち目はないだろう。シルバンがトムソンを告訴した時
もトムソン社はシルバンを逆告訴しているので、こんなのは法廷闘
争の手口にすぎない。

●「清流事件」スキャンダル

ラファイエット事件の発生当初からフランスの高級官僚44人が賄
賂を貰ったと言われていたが、去年になって現首相のビレパン
(Dominique de Villepin)が政敵を攻撃する為にデッチ上げ情報を
作って政敵サルコジー(Nicolas Sarkozy)がラファイエット事件
の賄賂に関与していたことを調査させたという。デッチ上げスキャ
ンダルが判明して首相の辞職を呼びかける声が高まった。

この事件は「フランスのウォーターゲート事件」とも言われている
が、その理由はラファイエット事件のマネー・ローンダリングがス
イスのルクセンブルグにあるクリアストリーム銀行(Clearstream
Holding, 清流銀行)を経由したからである。

●クリアストリーム・スキャンダル

日付を追って事件を書いていくと、ジョリー裁判官が引退した後、
後任としてヴァンルイベーク裁判官(Judge Ranaud van Ruymbeke)
が2001年6月にラファイエット事件の調査を任命された。その後、
2004年1月9日になって、当時の外相ドミニク・ド・ビレパンは「政
府高官がラファイエット事件のリベートを受け取ったという噂があ
る」として、当時の情報部長フィリップ・ロンド(Gen. Philippe 
Rondot)将軍に「噂」の調査を命じた。

数ヵ月後の2004年5月3日と6月14日になると、ヴァンルイベー
ク裁判官の手元に二通の手紙とCD-ROMディスクが匿名で届けられ
た。この密告は(一説では烏(Raven)と名乗ったという)ラファイ
エット事件のリベートがスイスのルクセンブルグにあるクリアスト
リーム銀行の匿名帳簿(番号もある)を使って各国に分散されたと
書いてあり、当時の内政部長でビレパンの政敵であるニコラス・サ
ルコジーの名前もあったと言う。9月3日になると調査が始まった
事が報道され、調査の対象とれた何人かのビジネスマンが逆告訴す
る報道もあった。

ビレパン氏はシラク大統領のお気に入りで、2007年の大統領選挙に
出馬するといわれていたが、調査を命じたのがビレパンであり、し
かも密告がニセ情報であるとわかれば彼の政治生命は終わりである。
情報部が調査したことがわかって2004年11月に政敵サルコジーが、
情報部が彼を調査した事実を隠蔽したとしてビレパンを批判した。

そして2005年12月になると、ヴァンルイベーク裁判官はこの密告
情報がデッチ上げであることを証明したのである。

●サルコジーがビレパン首相を告訴

デッチ上げが証明されたので、年が明けた2006年1月31日、サル
コジー氏は現首相ビレパンがデッチ上げ事件の黒幕だったとして彼
を名誉毀損で告訴した。ほかに数人の人物も含まれていたという。

告訴を受けて調査に入ったフランスの司法官は、三月から四月にか
けてフランス情報部(DGSE)とエアバス社長グスタフ・フンベルト
(Gustave Humbert)のオフイスに立ち入り調査を行い、デッチ上
げ犯人の調査、資料を押収した。

4月19日には元国防部長だったロンド将軍の国防部オフイスにも調
査が入った。ル・モンドがこの事件を取り上げて、2004年1月にビ
レパン氏(当時は外相)が情報部長ロンド将軍にサルコジーおよびク
リアストリームのローンダリングに関連あるといわれた者の調査を
命じたと報じた。4月28日、ル・モンドはロンド将軍が「ビレパン
が2004年1月9日にロンド将軍に対し、クリアストリームの調査に
入るよう命じた」と述べ、またビレパンはこの命令を下した時にシ
ラク大統領の権限を使ったとも報じた。ル・モンドの報道のあと、
ビレパン及びシラクは直ちにこの報道を否定した。しかしスキャン
ダルが広がるに連れてビレパンの人気は20%まで下がり、辞職を呼
びかける声が高くなった。

しかし5月2日になると、ロンド将軍がフィガロ紙のインタビュー
に応じて、「ビレパンが政治家の調査を命じたことはなかった」と反
論した。この報道に乗じてビレパン首相は「私には辞職する理由な
どはない、フィガロの報道が無実の証明である」と述べた。事件は
まだ続くと見られる。

●リベートの存在と賠償問題

【ブラボー】契約にはリベートの禁止を明記した第18条「リベート
排除条項」が存在していた。トムソン社は契約の内容を熟知してい
ながらリベートを取り、汪伝浦(Andrew Wang)、リリー劉、エドモ
ンド・クァンなどを通して台湾と中国に流した。またフランス国内
においてはジョンクールを通してリベートの配布があったとされて
いる。そしてトムソン社とシルバンの間では【ブラボー】契約がサ
インされれば1%のリベートを払うと言う契約が実在したため、後
年のスイスの國際仲裁法廷でトムソンの敗訴となったのである。

ミラージュの販売、[TANGO]でもリベートの存在が判明しているので
台湾側はフランスにリベートの払い戻しを要求している。この告訴
ではフランス法廷が「台湾を国家として認めない」、「台湾海軍の公
式印章を認めない」などと判定して台湾側は侮辱されたと憤慨した。
しかし訴訟が正式に國際仲裁法廷に持ち込まれるとフランス側は否
認を続けるわけに行かなくなり、秘密裏に高官が台湾を訪問して交
渉を続けているという。

台湾側の報道では、1988年ラファイエット軍艦の販売計画が始まっ
た当時のフランス首相だったロカルド(Michel Rocard)氏は最近、
秘密裏に台湾の陳水扁総統を訪問したという。またミラージュ販売
【TANGO】 で重要な役割を演じたと言われる国会議員レグァン(J. M.
Le Guen)氏も続けて台湾を訪問したそうである。噂ではラファイエ
ット事件の賠償問題に絡んでフランスと台湾が交渉に入っていると
見ているが詳しい報道はない。

ラファイエット事件はまだまだ終らない。フランス、台湾、中国の
政界は正に群魔乱舞、悪魔の飽食の世界である。■

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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