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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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在台日本人が見た台中関係(9) 筆者 Taipak,TAIWAN(台湾国台北市) (転載)

在台日本人が見た台中関係(9)

               筆者 Taipak,TAIWAN(台湾国台北市)

香港

1997年にイギリスから中華人民共和国に宗主国が移った香港は、香港特別行政区として、中華人民共和国の一部となったが、「一国二制度」の原則の下、中国大陸とは違う法律が適用されて自治が行なわれている。通貨も香港独自の香港ドル(HK$)が使われている。

広東省と香港特別行政区の間にはいまも「国境」のようなものがある。これが中国の「一国二制度」を守るもので、これを取り払ってしまったら中国人が津波のように押し寄せ香港は崩壊する。中国文化から香港文化を守る防波堤のようなものだ。

広東省深[土川]側から香港の羅湖(Lo-wu)側へ抜けるには、まず中国の出境(出国)審査を通過し、それから歩いて香港側の領土に入り(途中に免税店などもある)、香港の入境(入国)審査を受けて、香港側に出る。深[土川]との往来が激しい香港人はこの検査が簡略化され、自動改札のようなものでパスできるが、外国人と中国人(大陸籍)の者は国境と同じような厳しいパスポートチェックが行なわれる。
香港側に入ると、漢字の字体が簡体字から繁体字に変わる。これは香港は長年イギリス統治下にあったため、中華人民共和国が1950年代に進めた漢字の簡体字(簡略化)政策の影響を受けず、引き続き従来の繁体字が継続使用されたためだ。また、道路も右側通行から左側通行に変わる。イギリスが左側通行だったことから香港も左側通行になったのだが、これを急に中国の右側通行に変更すると交通が混乱するので、香港ではそのまま左側通行が維持されている。

また、広東省側と香港側、最大の違いは、広東省側は中国語が優先使用されるのに対し、香港に入ると広東語が優先使用されることだ。これこそが、中国大陸と香港の最大の違いなのだ。羅湖から香港の九龍地区を結ぶ鉄道(九廣鐵路)も広東語、中国語、英語の順番でアナウンスが流れる。必ず広東語が先というのが香港の原則だ。駅名の表記も、羅湖(Lo Wu)、上水(Sheung Shui)、粉嶺(Fan Ling)、大埔(Tai Po)と、英語表記も広東語読みで綴られている。

空港と市内を結ぶエアポートエクスプレス)の車内アナウンスは、広東語、英語、中国語の順で放送されている。外国人のほうが中国大陸地区の人より多いことからか、この順番を維持している。市内を走るバスも広東語、英語、中国語の順だ。また、屯門(Tsuen-mun)と元朗(Yuen-long)、天水圍(Tin-shui-wai)を結んでいる軽鉄(LRT)は広東語と英語だけで、中国語のアナウンスはない。これは利用者のほとんどが香港人だからか。中国なのに中国語のアナウンスがない、これは痛快だ。

香港地下鉄は、以前は広東語、英語の順で、中国語はなかったが、4年前くらいから中国語が追加され、いまは広東語、中国語、英語の順になっている。尖東(Tsim-tung)から羅湖(Lo-wu)を結ぶ九廣鉄路は、広東省の深[土川]とつながっているので以前から中国語があったが、一昨年あたりから広東語、英語、中国語の順番から広東語、中国語、英語に変わった。ただし、香港は必ず広東語を一番目に置いているので、守るべきところは守っている。

香港人にとって広東語こそが香港人の言語という意識が強く、中国語の侵入によって広東語の地位が揺らぐということはまだ起こっていない。もし、香港で「中国の一部なのだから」という理由で中国語、広東語、英語の順に切り替わったら大問題だが、政治的な面を除けばいまの香港はまだ台湾から見てとてもうらやましい。香港は面積こそ小さいが、広東語の国を作ることができた。中国人に同化されず、広東語社会を維持し、しかもこれだけ国際化、経済発展に成功したのだから立派なものだ。広東語は全く経済発展の障害ではないのだ。

台湾が香港から学ぶことは多い。香港の「一国二制度」より、台湾の中華民国体制のほうが嫌悪感を感じる。これは台湾に「一国二制度」を適用せよという意味ではなく、香港は中華人民共和国に併呑されても言語や文化の主体性の点において譲ってはいけないことをまだ譲っていないのに対して、台湾は中華人民共和国に併呑されたわけでもないのに、中華民国体制によって言語や文化の主体性が弱められ、民主化して何年もたつのに取り戻すべき権利が“現状維持”の名のもとで取り戻せず、独自の台湾母語文化を創造しようとせず、借り物の中国語文化のほうを台湾人のアイデンティティーにしてしまっているという点だ。

香港は、広東語で作られた完成された社会基盤があるから、そう簡単には中国化されないのに対し、台湾は社会基盤を中国語で作ってしまったため、台湾語だけでは不十分な社会になってしまった。そのため、台湾ではマスコミや教育、公共空間、芸能界など台湾母語が弱い分野が多い。

だから、香港が中国の一部になっても台湾から見てまだ「いいなあ!」と感じられるのは、中国になる以前に培われた文化的貯金(広東語>中国語)や完成度の高い社会システムがあるからで、台湾は中国語文化によって台湾母語文化の発展が阻害されたという文化的借金(台湾語<中国語)があり、台湾語文化に余裕が感じられないということなのか。台湾にはまだ24時間台湾語(ホーロー語)だけで放送するテレビチャンネルはないが、香港では24時間広東語で放送するテレビは昔からあたりまえのようにある。

香港国際空港に着けば、広東語の構内アナウンスが耳に入ってきて、香港に着いた! という実感が湧くが、台湾の中正国際空港に着いても、台湾語(ホーロー語)の構内アナウンスはなく、中国語と英語だけ。香港は地名の英語標識も広東語読みだが、台湾は中国語読み、しかも台北市は中国と同じ漢語ピンインの綴り。香港より台湾のほうが中国という感じがする。

在香港日本人の友人は、「香港独立が盛り上がらないのは逆に香港人の余裕といえる」と指摘していた。まだ香港文化が破壊されているという危機感を感じない程度だからなのだろう。香港はサービスで中国の簡体漢字を併記してあげるくらいの余裕がある。

香港は中華人民共和国になってから、確かに大陸依存が深まっている。香港ディズニーランドなど、香港を観光に訪れる中国人客で香港経済は活気を取り戻してきたという話も聞く。「一国二制度」を台湾に適用した場合、台湾にとっては何の得もないが、香港にとってはどうだったのだろうか。

香港と陸続きでつながる中国広東省は香港と同じ広東語を話す人が住んでいる。香港住民も先祖は広東省から渡ってきた人が多い。香港にとっては、広東省でのビジネスチャンスが増えたともいえる面もあり、深[土川]の高層ビル群を見ると、香港が広東省に膨脹しつつあるようにも見える。

また、中国にとって、香港との交流が盛んになるというのはどういう影響をもたらすのだろうか。香港を訪れる観光客は上海の金持ちなども多いが、やはり隣の広東省からが一番多い。広東語を普段話している広東人が香港へやってきた場合、どのようなカルチャーショックを受けるだろうか。

中国語優先社会である広東省と比べて、広東語優先社会である香港に着いた広東人は興奮するのではないだろうか? やはり香港は広東省と比べて民主的な感じがするし、広東人は香港発の歌謡曲など広東語文化に憧れている。
香港を訪れる広東人が増えれば増えるほど、広東省内に香港に影響された広東人が増えることになる。もし中国に民主化の潮流が来たら、広東人は香港をモデルに民主化を要求することになるだろう。中国(北京)から独立したいという気持ちは実は香港より広東省のほうが強くなるかもしれない。香港人は「広東省を香港化したい」、広東人は「香港とは統一したいが、北京からは独立したい!」というのが隠れたホンネではなかろうか?

『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html『台湾の声』バックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe

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