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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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基礎知識】台湾の民族構成と言語 多田 恵

基礎知識】台湾の民族構成と言語
                     多田 恵
                     台湾語メーリングリスト/客家語教室幹事
                     『台文通訊』日本連絡員

台湾語は台湾を代表する言語である。 しかしながら、近年日本において台湾語への誤解が絶えない。たとえば台湾で「国語」として使われている中国語を「台湾語」と表記する誤りである

平成16年の統計によれば台湾パスポートによる日本への入国者数は111万7,950人で全体の16.5%を占め、韓国に次いで多い 。台湾は地理的に日本と近く、1895年から1945年まで日本の統治下にあり、その後も人的交流が盛んであるにもかかわらず台湾の言語状況に対する理解は進んでいない。本文では台湾の言語状況について整理したい。

台湾の住民がもともと用いていた言語はオーストロネシア語族に属する諸言語である。17世紀のオランダ統治下では、そのうちのシラヤ語が注目され、聖書(マタイ伝とヨハネ伝)がアルファベット表記のシラヤ語に翻訳され 、150年にわたって先住民と漢人との契約文書などにシラヤ語が用いられていた 。

その後、鄭成功などによる統治を経て、清の支配が及ぶようになるなかで、対岸の福建省、広東省より漢人が移住し、先住民が漢化されていった。シラヤ族を含む、ほぼ漢化された台湾の先住民は現在まとめて「平埔族(peN-pou tribes、へいほぞく)」と呼ばれている。すでに同化しているとして行政上は先住民としての扱いを受けていない 。ただし後述のように近年独自の文化を比較的保持しているその一部が最近になって原住民認定を受けた。

この漢化の過程で、現在「ホーロー語」「客家(ハッカ)語」と呼ばれる言語群が広まっていった。これらはシナ・チベット語族に属する言語である。ホーロー語は19世紀後半には台湾を代表する言語になっていたと見られ、日本統治時代には「台語」、「台湾語」という名称が用いられている。

一方、漢化されず、台湾総督府(日本)および「中華民国」によって特別に扱われていた先住民は、現在「原住民族」という呼称を政府から認められている 。「原住民族」には、もともと認定されていた9民族(アミス、タイヤル、パイワン、ブヌン、プユマ、ルカイ、ツォウ、タウ(ヤミ)、サイシヤット)に加え、2001年にサオ族、2002年にカバラン族(この2民族は平埔族とされていた)、2004年1月にはタロコ族(タイヤルからの分離認定)が認定され 、現在12民族が政府より認定されている。

1945年までの日本による統治の結果、日本語の使用が広まった。日本の敗戦後、台湾人に嫁いだ日本人妻などを除くほとんどの日本人が「内地」に引き揚げた後も、日本語使用が一部残っていることが知られており 、日本の台湾研究者を中心に「残存日本語」として研究されている。たとえば簡月真2002ではアミスとホーローの高年層がリンガフランカとしている日本語について記述している。また呉建堂氏が編んだ『台湾万葉集』(集英社1994年)なども、台湾での日本語使用の厚みを示している。

1945年以降、台湾を接収 した「中華民国」政府は、中国共産党との内戦に敗れ1949年までに台湾へ移転した。この結果、約100万から200万人といわれる人々が新たに台湾の住民となった。この新住民およびその子孫は自らを「外省人(がいしょうじん)」と呼ぶ。彼らは台湾人を「本省人」と呼んだ。

「中華民国」は台湾においてそれまで日本語が占めていた役割を、「国語」すなわち北方官話を標準とする中国語で置き換え、日本語および「方言」とされた台湾の諸言語を禁じていった。許雪姫1991:174-175によれば台湾の行政長官であった陳儀は1946年11月21日次のような談話を発表した。

「中国の台湾を建設するためにはまず本省人[台湾人]に国語国文を学習させねばならない。現在、県・市長民選を実行するのは非常に危険である。台湾の台湾を作ることになってしまう」

この談話の中で、憲法で定められた選挙を2年間は延期すると発表したことで台湾人の怒りを買ったという。1947年に起こった228事件を始めとする支配者と被支配者の緊張関係には、中国語と台湾の諸言語とが互いに通じない言語であるという事実が原因の一つだと指摘されている。

2004年末のデータで台湾の総人口が約2269万人、ホーローが70%、客家が
15%、外省人が13%、原住民族が2%とされている 。

現在は、学校教育では中国語が用いられ、地元と密着した社会生活では台湾語(ないしその地域の言語)が用いられるという状況である 。1949年以来の戒厳令が1987年に解除された後、台湾の諸言語への弾圧政策も緩和し、2001年からは、1週間1コマ「郷土言語教育」という地域の言語についての教育が行われるようになった。

出版物はそのほとんどが中国語によって出版されている。ただ中国語とはいっても、本場中国においては1958年以降、簡体字を用いているが、台湾で用いられているのは「正体字」つまり中国で「繁体字」、日本で「旧漢字」と呼ばれている書体である。これが出版物を対象とする翻訳業界ではしばしば「台湾語」と俗称され、前述のような誤りを生み出しているが、「台湾向け中国語」ないし「繁体字中国語」と呼ぶのが適切であろう。

各民族および言語については、統治者や時代、または文献の執筆者により異なる名称が与えられているので注意が必要である。たとえば、日本統治期には客家語を「広東語」と呼んでいた(註1)。またホーロー語は、「アモイ語」、「福建語(註2)」、「[門虫]南語」などとも呼ばれていた。

「ホーロー」をどのように漢字で表記すべきかについては見解が割れており、教育部(文部省に相当)が2003年に公開した「語言平等法(言語平等法)草案」では「Ho-lo」とアルファベットで表記されている。2006年1月現在、立法院(国会)で審議されている「ホーロー委員会」組織法案では「福[イ老]」という当て字 が用いられている(註3)。もともと漢字でないものを漢字で表記しなければならないと考えるのは中華思想である。日本、ベトナム、韓国がかつてそうしたように、台湾はこれから脱中国化していくのである。


文献

簡月真2002「台湾に残存する日本語の実態-可能表現について」
     (国語学会2002年度秋期大会)

許雪姫1991「台湾光復初期的語文問題」『思與言』29.4、pp.155-184.


註1.現在、広東語と呼んでいる言語は当時は「広州語」と呼ばれていた。

註2.台湾語は、シンガポールなどでHokkienと呼ばれる言語とは通じる
が、福建省北部にある省政府所在地の福州語などとは通じない。最近は日本への出稼ぎが多いといわれる福建省北部の言語が日本で「福建語」と呼ばれているようだ。

註3.「福」という漢字の字音はhokであるので、この漢字からHoという発音が出てきたと認めることができない。


  

『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.htmlバックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/『日本之声』  http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe  (Big5漢文)

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