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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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青森李登輝友の会ブログ

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【読者意見】台湾は対米外交を刷新すべきである

【読者意見】台湾は対米外交を刷新すべきである
 
                  石川台湾問題研究所    石川 公弘

1月31日の新聞で、台湾の陳水扁総統が「台湾独立」志向を再び鮮明にしたというニュースを読んだ。29日の春節(旧正月)の演説で、中台統一への道筋を定めた国家統一綱領廃止の検討を表明したほか、新憲法について、年内に学者レベルの民間草案を策定し、2007年の住民投票実施を目指す方針であるという。


陳総統は、本土化(台湾化)優先に回帰することで、08年の総統選に向け、「統一を究極目標とする」馬英九主席の国民党との対立軸を鮮明にして、伝統的な支持層を呼び戻し、与党・民進党の基盤固めを図る狙いだという。

「台湾の身の丈に見合った新憲法」を世論に投げかけることで、大陸色を残した憲法擁護を主張する国民党を揺さぶる狙いがあるという。遅きに失したがその通りだと思った。

ところが、2月1日の新聞報道は、陳水扁総統のこの動きに、米政府が不快感を示しているという。米国務省は30日、「台湾の独立を支持せず、台湾、北京いずれかによる、一方的な現状の変更に反対する」声明を出し、陳水扁総統の自制を促したのである。アメリカとしては、従来の政策に変化はなく、「陳総統のコメントを受け、事態を煽ったり間違った信号を送ったりしないため、米国の政策を改めて示すことが、有用と考えた」とのことだ。

これでは、有用どころか、有害だ。陳水扁総統として手の打ちようがないではないか。私の率直な感想である。立法院の過半数を失い、その政策のほとんどを国民党などに否決されている民進党政権としては、2008年に迫った次期政権選択に向け、有効な手立てを考えなくてはならない。それを打ち出そうとすると、事毎にアメリカが出てきていちゃもんをつけるのでは、たまったものではなかろう。

この状態では「現政権の野垂れ死に」を招くことを、アメリカは分かっているのだろうか。その結果、国民党に政権が移れば、統一へのスケジュールが加速する可能性がある。それは、早晩、太平洋におけるアメリカの威光の決定的な凋落につながり、日本にも甚大な影響を及ぼすことになるのである。

それにしても、私の大きな疑問は、台湾のアメリカ政策はどうなっているのかということである。果たして台湾のアメリカ外交は存在しているのか。台湾の命運を握るとも考えられるアメリカとの意思疎通が、完全に絶たれているのではないか。

総統の提案が、その翌日アメリカ国務省によって否定され、それが世界に向って報道される。そんな無様な対応では、独立など夢のまた夢に終わってしまう。台湾はそのアメリカ外交の陣容を抜本的に刷新し、台湾の実情をアメリカに理解させることのできる能力と熱情を持った人物を早急に派遣すべきである。







『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html

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