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「台湾団結記念日」――9・21に現われた台湾の「奇跡」 2002/09/21 永山 英樹

「台湾団結記念日」――9・21に現われた台湾の「奇跡」
2002/09/21 永山 英樹/日本・台湾研究フォーラム事務局長

台湾を襲った9・21大地震の悲劇から三年が経った。当時を思えば、我々日本人もいまだ心が強く痛む。しかし「禍転じて福と為す」との発想で台湾の国家的未来を思うとき、次のような見方が可能だと思う。

1、台湾人の団結心が呼び覚まされた――被災民の救出、救済、復興でみせた台湾官・軍・民の迅速な行動には目を見張るものがあった。当時の総統の勝れたリーダシップや国軍兵士の奮闘はもちろんだが、ことに民間の行動は見事の一言に尽きる。まず被災地で略奪事件がほとんど発生しなかったことが世界を驚かせたが、「奇跡」はそれだけにとどまらない。何より特筆すべきは、被災民救済における自発的な秩序ある一致団結である。被災地には全国から義捐金や救援物資、そしてボランティアが殺到した。報道によると人々は競うように、「輸血の血清が足りない」と報じられれば献血し、「ブルドーザーが不足している」と聞けば、ブルドーザーを運び込もうとしたという。まだまだこうした感動的エピソードは数え切れないほどあるのだろう。日本から見ると、当時台湾は、全土が熱い熱気に包まれているかのような印象すらあった。

ボランティアの「狂奔」する人々ついてある台湾人は、「あとで自分の自慢話にしたいのだ」と謙遜したが、それが本当なら台湾人は素晴らしい。日本人には「自慢したいのではないか」と見られることを恐れ、善行を躊躇する傾向が強いが、「人に誉められたい」のは自然の人情であり、人の善行の原動力だ。台湾人は進んで他人を困窮から救い、互いに喜びを分かち合うことを知っている。いかに純朴で素直、大らかで優しい性格であろうか。

近年台湾では、国民の自己中心主義、拝金主義が蔓延し、特に若年層の道徳心の荒廃が問題になっている。だがこのときにおいて、いざとなれば「奇跡」を巻き起こすほどの、世界でも類を見ない台湾人の「滅私奉公」の「民族」精神がいまだ健在だったことが明らかになった。

全土が善意と真心に溢れた瞬間、台湾人の心に曖昧模糊としていた台湾という「本当の国家の輪郭(運命共同体)」が明確化し、またそれを通じての国民的アイデンティティの強化がなされたのではないか。私のこの想像が「正しくない」とは、誰も言えないはずである。

2、台湾人にとっての「敵」と「友」の所在が明らかになった――この大震災に対し、中国はきわめて冷酷な態度をとった。例えば台湾に同情を寄せ、救援の手を差し伸べようとする国際社会に対して中国は、援助は中国を通して行うことを要求するなど、台湾の悲劇に乗じるかたちで統一攻勢に余念がなかった。ロシア救援隊の中国上空通過妨害、笑い話のようなわずか十万ドルの寄付金等々、その非情さに台湾人の対中感情は大きく悪化した。この非常時において同胞愛が全島に漲るなか、中国の「同胞」が実は同胞ではなかったと言うことを、人々は単に理屈の上だけでなく、実際肌で感じ取ることができたのである。これもまた、台湾人のアイデンティティの確立に、重要な役割を果たしているはずだ。

他方中国とは別に、世界各国の救援隊が台湾に駆け付けたことが、「世界の孤児」として孤立感を深めていた台湾人を大いに励ました。なかでも一番乗りを果たした日本の救援隊についてはメディアが常に大きく取り上げ、それまで台湾軽視の姿勢が目立っていた日本が、台湾人に見直されるかたちとなった。日本救援隊の実直な任務遂行ぶりに、「非知日世代」も日本人の持つ「良心」を理解したことだろう。

阪神大震災の記憶が生々しい日本では、台湾の大震災はあたかも自国のことのように受けとめられていた。親中国派を含む日刊各紙は「台湾救援キャンペーン」を大々的に張り、街頭募金も各地で展開され、多くの国民が進んで資金、物資を寄附した。街頭募金に対する反応は大きく、台湾への関心の高さがうかがえた。また被災地へ駆け付けた学生ボランティアも少なくなかった。このような非政治的な外国支援の動きが盛り上がりを見せたのは、恐らく戦後初めてではないだろうか。しかもそれまで、その存在すら軽視しつづけてきた台湾に対してである。

大震災は結果的に、日本人の関心を台湾に向けさせた。メディアは台湾人の震災復興での奮闘ぶりを逐一報道して国民を感動させ、台湾に親近感を抱かせた。台湾は日本にとって非常に近しい存在になったのである。中国が日本における台湾政府の義捐金募集に露骨な横槍を入れたことも、かえって人々を台湾への同情に駆り立てたようだ。一言で言えば、日本人の心に眠っていた真心や善隣精神がここに至って見事に引き出されたというのが当時の状況である。

以上のように9・21大地震は、台湾での戦後最大の災害だったにかかわらず、その結果として台湾人は大団結を果たした。また中国と言う「祖国幻想」の打破にも大きく作用したに違いない。しかも世界からの応援は、台湾人にとって大きな激励になったはずだ。また運命共同体である日本との精神的距離が一挙に狭まったことも忘れてはならない。国民性の上で日本人と台湾人は、元来「馬が合う」民族だ。両国の戦後世代が9・21を契機に、ようやく互いを理解しはじめるに至ったのである。

こうして見ると9・21大地震は、人知でははかり知れない神意が台湾人の未来のために与えた試練だったのだろうか。いずれにせよ、これほどまで善良な国の国民の未来を、神が守らないわけがない。今年の9・21は一家団欒の中秋節だ。ある台湾の友人は「何とも皮肉なめぐり合わせだ」と嘆息していたが、私は敢えてそうは思わない。なぜなら9・21こそ、台湾人が一致協力して国難を乗り越えた「台湾団結記念日」だからである。台湾人は当時発揮した精神をさらに一層発揚させ、今後の新国家建設に邁進するべきだ。そうすることはまた、震災で犠牲になった同胞への供養にもつながるのである。

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