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動き出した台湾客家政策 ■西江智彦  2003/03/04

動き出した台湾客家政策  
■西江智彦  2003/03/04

台湾には人口の約15%(約300万人)くらい客家人(ハッカ人)が住んでいると言われている。彼らは主に苗栗県(メウリッ/ミャオリー)、新竹県(シンツク/シンツウ)に多く住み、ほかにも台北、桃園、台中、南投、高雄、屏東、台東、花蓮の各県にも少なからず客家人が住んでいる。台湾の社会を考える上で客家人の存在を抜きに語ることはできない。

客家人は台湾の多数派を占める河洛人(ホーロー人)の言語とは異なる客家語(ハッカ語)という言葉を話す民族であったが、少数派であることや、中華民国体制下での北京語社会化の結果、客家語を話す客家人が急激に減りつつある。近年、このままでは台湾の客家語は消滅してしまうという危機感が芽生え、「客家語なくして客家人なし」と客家語を復興させる動きがはじまりつつある。

その動きの中で、特に注目に値するのが客家電視台(ハッカーティエンスートイ=客家テレビ局)の設立である。現在、台湾ではケーブルテレビが非常に普及していて、普通の家庭でも90種類くらいのチャンネルを見ることができる。そのうち、10チャンネルほどが英語、5チャンネルほどが日本語、台湾語(ホーロー語)のチャンネルは5~10、残り65~70チャンネルが華語(北京語)で放送している(時間帯や番組によって変化するが)。

しかし、客家語だけで放送している全国規模のテレビ局はこれまでなく、客家語のテレビ番組を見たいと思っても時間帯を選ばないと一つも見つからないというのが現状だった(夕方に民視、中視、華視などで客家語ニュースがある程度)。つまり、よほど意識して探さないと、客家語のテレビ放送を見ることはできない状態なのである。

テレビが社会に与える影響は大きい。流行もテレビから生まれることが多く、テレビは現代の文化振興に欠かせない存在だ。しかしかつて国民党独裁時代、台湾人は自らのメディアを持つことができず、台湾語のテレビ放送も制限され、テレビからは北京語ばかり垂れ流されていた。これが北京語優先社会を生み、北京語が一流、ホーロー語や客家語文化は二流三流と台湾人自身が卑下する風潮を生んだ。

多数派の台湾語(ホーロー語)については、民視(ビンシー)というテレビチャンネルができてから流れが変わった。民視の番組は半分くらいがホーロー語で構成されている。特に夜7時ゴールデンタイムニュースである民視七點晩間新聞(ビンシーチッティアムアムシーシンブン)は台湾語(ホーロー語)で行われ、これまでの中国派による北京語ニュースばかりだった常識を覆し、台湾を代表する高品質なニュース番組と評価されるようになった(視聴率がそれを証明している)。夜7時半からの「親戚不計較」(チンチヤマイケーカウ)や夜8時からの「不了情」(プウリャオチン)などの台湾語ドラマも台湾の主婦層を中心に高い視聴率を誇っていて、台湾テレビ文化の重要な地位を占めている(昨年は「世間路」(セーカンロオ)という台湾語ドラマが大ヒットした)。

また、民視新聞台(ビンシーシンブンタイ)という同じ民視系列のニュースチャンネルでは、朝から夕方までほぼ二時間毎に台湾語(ホーロー語)ニュースを放送している。夕方のニュースでは「民視評論」というコラムがあって、台湾本土派学者がホーロー語で台湾人の主張をしている。ただ、若者が見ることが多い時間帯である午後9時以降ではニュースも北京語ばかりになってしまうし、民視や三立台灣台などの台湾語番組は主婦層をターゲットにしたものが多く、若者に影響を与える台湾語番組はまだ少ない。

このように、ホーロー語のテレビ環境はだんだんと少しずつ良くなってきている。ところが、テレビにおいて少数派である客家人の存在感はほとんどない。このような状況では、若い客家人が客家語への愛着をなくしてしまいがちだ。特に台北に住んでいる客家人はほとんど客家語に接する機会がない(日常聞こえる客家語といえば地下鉄の放送くらいだ)。客家テレビの設立目的ははっきりしている。次の世代へ客家語を伝承するためである。客家電視台の内容は客家語ニュースや客家文化を紹介する番組だけでなく、子ども向けに客家語のアニメなども放送する予定なのだという。客家テレビの設立によって、客家人の歌手や俳優、芸人、キャスターなどが育つきっかけとなる。客家語の総合チャンネルができたら客家人のテレビ観も変わるであろう。これからはテレビをつけるといつでも客家語の番組を見ることができるようになるのだ。若者の間で「哈日」(日本大好き)ブームのように「哈客」(客家大好き)ブームが起これば、客家テレビは大成功ということになる。台湾が客家文化(歌やドラマなど)の発信地となれば、外国の客家人(中国や東南アジア)も台湾に注目すること・u桙ノなるだろう。

客家電視台(ハッカテレビ局)は政府機関である客家委員會(ハッカーヴィーイェンフィー)が設立に向けて動いている。客家委員会の葉菊蘭(ヤプキュクラン/イエチュイラン)主委は3月から放送を開始したいと発表したが、3億余元の予算が野党立法委員の反対にあい、3月からスタートできるかどうかはまだわからない。

それから、もうひとつ台湾客家人にとって重要な政策が実現されるかもしれない。教育部が2月18日に「語言平等法」草案を発表した。将来、華語、ホーロー語(台語)、客家語および原住民11族の言語合計14種類を国家言語とするというものである。これによって華語(北京語)を指して「国語(クオユイ)」と呼ばれていた状況が、これからは台湾諸言語も台湾の国語の一つだという状態に変わることになる。

この法律の興味深いところは、地方政府が国家言語の中からひとつ地方通行言語を指定してよいという点である。これによって県市や郷鎮レベルでの通用言語が新たにできることになる。ホーロー人の多い地域(台湾西側のほとんど)はホーロー語(台語)が地方通用言語に指定されるだろうし、例えば苗栗県は人口の5割以上が客家人だから、客家語を地方通用言語に指定する自治体もでてくることになるだろう。つまり、台湾全体において共通語が華語(北京語)という状況は変わりそうにないが、地方でその土地の言語を使用する権利は大幅に認められるということになる。この言語多元化政策が国家の統一を乱すと反対の声もあるが、誰も華語(北京語)が台湾で通じなくなるとは思っていない。北京語だけののっぺりとした社会になるのか、郷土言語と共通語の多言語尊重社会をめざすのか、これからの台湾を変える重要な法案である。

この法案は地名なども現地の言語を使用してよいとしている。これが本当に実現されれば、原住民地名や客家語、ホーロー語地名も目に見える形で復活するかもしれない。例えば山地原住民郷なら「獅子ShihZih」「牡丹MuDan」などが「獅子Maljipa(ShihZih)」「牡丹Sinvaudjan(MuDan)」のように、客家地区なら「苗栗MiaoLi」が「苗栗Meulit(MiaoLi)」、ホーロー地区なら「台南Tainan」が「台南TaiLam(Tainan)」というふうになれば、郷に入れば郷に従う式で、土地に民族アイデンティティーが生き続けることができる。

客家電視台の設立と語言平等法は、消えゆく客家語を食い止めるスタートにすぎないが、それをきっかけに客家人が自分たちの言語文化を見直し、先祖代々伝わる客家語をできるだけ使おうという客家人が増えるかもしれない。この二つが実現すれば台湾本土政権の大きな成果である。新しい台湾客家文化の創造は、次の世代の台湾人にとってかけがえのない文化的財産となるはずである。

WUFI Web-site 台湾独立建国聯盟ウェブサイト

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