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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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日本人の台湾認識 柚原正敬 2002-10-05

文章声明 2002-10-05
年列 | 作者


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日本人の台湾認識
台湾研究フォーラム代表 柚原正敬

 
 日本の学校教育では、台湾について知る機会はかなり限定されている。なぜなら、どの教科書にも台湾に関する記述がほとんどないからである。
 例えば、現在の中学生が学んでいる歴史の教科書で最初に「台湾」の名前が出てくるのは、琉球(現在の沖縄県)の行政官や島民などが台湾で殺害されたことに起因する1874年の「台湾出兵」のところだが、それを含めて台湾へ言及した記述は平均6ヶ所で、もっとも少ない教科書では3ヶ所しかない。現在、全中学生の半数が使用している教科書でもたった4ヶ所しかない。さらにこの教科書では、日本の台湾統治時代について「台湾を領有した日本は、台湾総督府を設置して、住民の抵抗を武力で鎮圧し、植民地支配をおし進めました」としか記述していない。

 いったいこれで台湾について理解できる中学生がいるのだろうか。ましてや「地理」の全ての教科書では、台湾は中華人民共和国の一部と表記されているのである。日本人が台湾についてほとんど知らない大きな一因は、教科書にあったのである。

 一方、台湾側にも問題がある。日本と国交を結んでいないことで台湾の現状が日本人にうまく伝わらないことがその一因を為していることもさることながら、日本人の台湾認識に最大の混乱をもたらしているのは、中華人民共和国と中華民国が同じ「中国」と主張してきたことに起因している。両国が同等の領土主権を主張している限り、この認識の混乱は収まるまい。日本の教科書記述に限らず、外国人登録証明書においても台湾の出身者を「中国」と記しているのは、台湾がおかれた不確実な状況を反映しているといってよい。 しかしながら、そのような教育を受けてきた日本人が台湾を知るきっかけは、旅行であるとか本であるとか人的交流を通じてとかさまざまではあるが、傾向としては2つに分類できるだろう。

 1つは、李登輝氏や陳水扁氏が住民の直接選挙によって台湾総統に選ばれたという世界的なニュースを通じてであり、2つ目は書物を通じてである。

 私自身もほとんど台湾のことを知らずに育った世代であるが、出版社の編集長時代に執筆にも参加した『台湾と日本・交流秘話』(1996年刊行)を担当編集したことで、台湾の日本統治時代のほぼ全貌を知り得たことは大きな経験だった。これによって台湾に目覚めたのであり、「台湾研究フォーラム」の発足もまたここに起因している。さらに、伊藤潔氏の『台湾』(1993年)や司馬遼太郎氏の『台湾紀行』(1994年刊行)、あるいは黄文雄氏の一連の台湾・中国に関する著作の影響も小さくない。

 日本ではいわゆる「従軍慰安婦」記述をめぐる歴史教科書問題をきっかけとした1997年(平成9年)ころより「歴史認識」という言葉が流行っているが、この延長上に「台湾認識」もある。その典型的な例が漫画家の小林よしのり氏であろう。

 小林氏は1997年より「新しい歴史教科書をつくる会」の一員として、日本の過去を悪し様に言ういわゆる「自虐史観」に反対して、『戦争論』(1998年刊行)などで日本人としての誇りが持てる「歴史認識」を持とうという動きを推進してきた。そして、その2年後の2000年(平成12年)にあの『台湾論』を出版している。

 この『台湾論』は『台湾と日本・交流秘話』と同じテーマであり、漫画という特性を生かして、今まで台湾を知らなかった日本の若い世代に日本の台湾統治時代をうまく伝え得たという点で決定的ともいえる影響を与えた。また、台湾の李登輝前総統をはじめとする台湾を愛する人々が日本統治時代について評価していることを知ったことで、台湾を訪れる若者が増えた。いわば、台湾の親日派・知日派によって日本人の「歴史認識」が改まっていく現象が生まれたのである。

 最近の日本では台湾関係の本が陸続と出版されている。出版点数の多さは関心度のバロメーターである。この10年間の変化は戦後最大の変化であるといってよい。その原因は、世界一長かった戒厳令が解除されたことにあるといって過言ではない。台湾の変化が日本人の台湾に対する意識変革をもたらしつつある。台湾が変われば日本も変わるのである。

台湾人と日本人のアイデンティティ

 では、台湾を知ることで、なぜ日本人の歴史認識は改まるのか。この問題は日本人のアイデンティティに深く関わる。

 アイデンティティ(Identity)とは日本語では「自己同一性」や「帰属意識」などと翻訳される。つまり「日本人とは何か」ということに他ならない。日本という国に日本人としての深い一体感を感ずるとき、即ち「日本に生まれてきて良かった」と、歴史の連続性を意識したときのやすらぎの感情が日本人としての国民意識を形成する。それが日本人としての共同体意識の源となる。

 ところが、この国に対するアイデンティティという感情は、他(外国人)との接触によって初めて意識される精神の働きであるため、常にその感情を育むよう努めないと稀薄になる。その意識を作り上げるためには時間がかかるが、崩れるのはたやすいというやっかいなものだ。国に対するアイデンティティ形成は家族意識の形成とよく似ているが、不断に意識させるようにしないと崩壊しやすいところが家族意識の形成と異なる。それ故、どの国でもシンボルとしての国旗などを通して国を不断に意識させているのである。

 先に述べたように、現在の日本は「歴史認識」をテーマとしている。つまり、戦後、日本という国は悪い国なのだとして日本に対する帰属意識が薄く、アイデンティティを感じない傾向が長く続いていた。それは、学校で国歌「君が代」が教えられず、国旗も掲揚されないという現象に象徴されていた。

 日本の歴史を概観すれば、日本における国家アイデンティティの萌芽は7世紀までさかのぼることができる。対シナとの緊張関係から、この時代に日本という国号や天皇という君主号、独自の元号や律令が作られ、それを中国(隋・唐)に伝えているからだ。それ以来、営々と日本らしさを追求してきた日本だったが、20世紀半ば、1945年(昭和20年)、大東亜戦争の敗戦により、それまでの精神的支柱だった「教育勅語」をはじめとした日本的価値体系がことごとく否定された。その傾向が最近まで続いてきたのである。

 つまり、日本人はほとんどアイデンティティを喪失しかけていたと言っても過言ではない。ところが、「歴史認識」という言葉が日本の歴史の連続性を再認識させ、その連続性の意識が、日本が「侵略」したと信じられていた台湾へ向い、信じられていたこととは逆に、台湾自身が日本統治時代を評価していることを知ることで、日本人の「歴史認識」が大きく改まってきている。台湾を知ることで日本の歴史に誇りを持つことになり、日本人のアイデンティティが回復しつつあるのだ。

李登輝前総統と日本

 台湾を知った日本人は、台湾人の中に日本人と同質の穏和性や几帳面な一面を見出だすことで、台湾に親しみを感じこそすれ反発する日本人はほとんどいない。

 その好例が李登輝前総統に対する日本人の見方だ。1999年(平成11年)に日本で出版された『台湾の主張』はベストセラーになったが、一国の元首が書いた本が他国でベストセラーになる例はほとんどない。いかに日本人が関心を持っているかを証している。また、昨年4月の来日の際には全ての新聞が一面で報道し、日本滞在中も逐一報道している。

 李登輝氏は日本では「現代の偉人」「哲人政治家」と讃えられているが、この来日に際してとった李氏の対応にはその片鱗を垣間見ることができる。また、台湾の民主化と本土化を推進する精神的指導者として仰がれ、「台湾の父」とも称される李氏が、日本と台湾の絆を象徴するかけがえのない存在であることを如実に示す出来事でもあった。

 そこで日本では現在、李登輝氏来日に際して起こったビザ発給を巡るような問題を起こさせないようにし、また、日本と台湾がこれまで続けてきた豊かな民間交流を先細りさせないようにするため、日台の有志が相集い、その親善を象徴する李登輝氏の名前を冠した「日本李登輝友の会」を設立しようという動きが出てきている。

 一方、台湾では日本語世代の高齢化が進み、世界一の親日国も徐々にその様相を変え、反日教育を受けた世代が台湾社会の中枢を占めつつある。そこで、日本留学経験者や知日家などが大同団結して、民間の力で台湾と日本の交流を進めることを主とした交流グループが発足するという。

 このような日台の動きの背景として、安全保障上の地政学的問題も含め、日本と台湾はお互いに必要としている間柄にあるという認識が成立しつつあることを指摘できよう。いわば、日本と台湾がお互いにアイデンティティを感じ始めたといってよい。すでに日本では、日本と台湾が同じアイデンティティを共有できるという意識を「日台運命共同体」という表現で積極的に捉えている。

 これまで私たち「台湾研究フォーラム」は、このような動きに賛同し積極的に推進しようと活動してきた。それ故に「日本李登輝友の会」の活動にも、主体的に取り組みたいと考えている。新しい日台関係を構築するための精神的な国交はすでに開かれている。後はどのように充実させていくかにある。制度的な障碍を乗り越えるために、さらなる人的交流を進めていきたいと念願している。


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