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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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老将軍の戦い01.10. 林 建 良

老将軍の戦い

在日台湾同郷会 会長 林 建 良

陳政権のターニーングポイント

 来る十二月一日の台湾の立法委員、地方首長の選挙は間違いなく、残り2年半の陳水扁政権の行方を左右する極めて重要なターニーングポイントになる。いままで、台湾民衆の政治関心度は極めて高く、選挙の時の熱狂ぶりはそれを語っている。相手に対する攻撃のテレビコマーシャル、口コミ部隊の中傷作戦、バクチ、暴力、買収など派手さを競い合う台湾の選挙は、日本のお祭り騒ぎ以上のイベントだった。しかし、去年から相次ぐ水害に見舞われ、未曾有の不況、誘拐殺人、兇悪犯罪、偽札氾濫などの社会不安、組織的に行う警察の汚職体質、政権は代わったものの、悪化する一方の台湾社会は果たして今回の選挙もかつてのような政治熱病にかかるのか否かは、各党の得票数にも影響する。

 台湾の政治路線論争は日本と違い、そもそも右か左か、資本主義か社会主義かの論争よりも、国家の定義と対中国関係が一番際立つ争点になっていた。それが形を変え、中国と最終的には統一するが、当面は現状維持の「安定路線」と、台湾と中国は別々の国と明確に定義し、最終的に国際社会に認められる完全な独立国家を目指す「変革路線」だった。この二つの大きな流れがぶつかり合い、激しい路線論戦の裏で、台湾の各政党は金銭、暴力も駆使して派手な選挙戦をやってきた。去年までの政権党である国民党は常に現状維持である「安定路線」を基軸にして選挙戦を展開してきた。一方、野党側であった民進党は土着政党の特性を生かし、台湾では経験したことのない政権交替の必要性を国民に訴え、「変革路線」を主張して戦ってきた。そして、初めて政権交代を実現したのが、去年の総統選挙戦だった。

 しかし、変革を求める台湾人が勝利の美酒に酔い痴れたのは束の間だった。変革を国民に約束して当選した陳水扁氏が実際とったのは、国民党の継承路線であった。対中国政策は逆に、台湾の主権を犠牲にしかねないほど一方的中国に譲歩し、李登輝政権より大幅に後退した。自らの戦略を放棄し、自分の旗色を曖昧にした陳水扁氏は、小粒になってしまった。皮肉にも政権交代を実現した台湾社会は、逆に自信をなくした。戦後55年間、国民党に対する不満が大衆の凝集力になっていた台湾の本土派勢力は方向感覚を失い、失望感と脱力感に包まれるなかの年末の国政選挙に、かつての熱気は期待できない。政権交代による変革に期待を寄せていた多くの台湾人は、裏切られた怒りを抱きながら、不況と失業の嵐の中で、政治に対する不信感がかつてないほど高まった。

 陳水扁政権の行方を占う年末の選挙に、民進党は最初から過半数をとる気概はなかった。総議席数225席の台湾立法院では、民進党は過半数を獲得するため、最低でも113議席をとらなければならない。しかし、民進党は比例代表を含め、総数112名しか候補者を推薦しなかった。これは中選挙区で共倒れにならないための安全対策であるが、民進党の自信のなさも窺える。大方の観測は民進党は10から15議席増やし、80議席前後になるのであろう。しかし、それでも過半数には遠く及ばないので、選挙後の連立政権は不可避だ。

 既存政党のなかで、国民党と親民党は明らかに中国接近の政策をとっている。与党の民進党は台湾独立綱領をもちながら、政権発足早々から李登輝氏の「二国論」を廃棄し、中国傾斜路線に転換した。陳水扁氏は元旦のテレビ談話で「統合論」を発表し、「中国とは、文化経済の統合をはかり、最終的には政治統合に至る」と明言し、中国傾斜の姿勢をみせている。年末の選挙戦は四つの主な政党のうち、「台湾と中国は主権も領土も明らかに違っており、二つの別々の国である」と明言したのは台湾団結連盟のみである。

償いの戦い

 ある台湾の学者は李登輝氏の戦いを「償いの戦い」と形容している。彼は、李登輝政権の12年間、光と影があり、光の部分は、台湾の政治の民主化と自由化を推進し、戦後五十五年間続いた外来政権である中国国民党政権を台湾化した。影の部分は、金銭と暴力に汚染された所謂「黒金政治」の放置であり、その「黒金政治」を行い利用してきたのは、宋楚瑜氏と連戦氏だ。親民党党首の宋楚瑜氏と国民党主席の連戦氏は李登輝氏が総統時代から手塩にかけて養成してきた国民党の次世代リーダーだが、現在は反李登輝路線の代表格となり、李氏が12年間をかけて築き上げた民主化と台湾本土化の成果を台なしにしかねない台湾政局の撹乱要因になっている。この見るに堪えない台湾の現状を見て、使命感に燃えている李登輝氏はきっとこころを痛めているに違いない。償いとして、台湾団結連盟を作り、台湾の為に自分を捧げ、最後の戦いを挑んだのだと台湾の学者が分析した。

台湾団結連盟の得票数は不満指数

 単純に政党の性格と路線を考えると、陳水扁政権の選挙後の連立政権の一番ふさわしいパートナーは言うまでもなく、李登輝路線を継承する台湾団結連盟以外にないはずである。しかし、政権を安定させることが最優先課題と考えている陳水扁氏には、別の組み合わせも大いにありうる話である。実際、選挙後の連立政権を公言した陳水扁氏は、選挙前から各党と連携を探り、密約まで存在していると囁かれている。

 そのため、台湾団結連盟の議席獲得数は、台湾の行方を観測する指標になる。無名に近い候補者を立てている台湾団結連盟が20の議席以上を獲得できれば、与野党を含む既存政党への批判と、現状に対する不満指数になるであろう。その時、台湾団結連盟は政局のキャスチングボールを握ることになり、現在、与野党でコンセンサスを得ている経済、文化等を中心にした中国への傾斜路線も修正せざるをえない。逆に、台湾団結連盟の獲得議席が思わしくない場合は、如何に政治路線が異なるとは言え、政権維持のために陳水扁氏が親中国的な国民党や親民党と手を握る可能性が高いと言わざるをえない。

 その意味で、李登輝路線の継続か放棄か、そして台湾の主体性を維持できるかどうかの鍵は、台湾団結連盟が握っているといっても過言ではなかろう。この台湾の運命を決める戦いに、使命感に燃えた老将軍は挑んだのである。
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