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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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天使の側に立たなくとも、悪魔の肩を持つなかれ 平成十二年三月-

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天使の側に立たなくとも、悪魔の肩を持つなかれ - 日本にもの申す

在日台湾同郷会 会長 林 建 良
『台湾人の声』原載

 平成十二年三月十八日の夜、仲間数人と一緒に陳水扁さん当選のニュースを聴いていた時、あるNHKの若い記者が「これで、選挙の結果と台湾人民の選択を尊重するぐらいのコメントを、日本政府はきっと出す。小渕さんならこのぐらいのことをやる」と言った。翌日、外相・河野洋平さんが出したコメントは「新たな状況の下で、台湾をめぐる問題が海峡両岸の話し合いにより、平和的に解決されることを期待する」。まるで、台湾で軍事クーデターでも起こったかのようなものだった。

 これとは対象的に、当時のアメリカ大統領クリントンは、「台湾の民主主義の力強さを示した。台湾とは密接ながら、非公式の関係を維持していく」と率直に評価した。アメリカと比べ、日本政府の中国に気兼ねする姿勢は明らかだ。若い記者の「台湾の民主化を評価すべきだ」の意見と、日本国民全体の総意の代弁者であるべき日本政府のコメントとは、どちらが日本の真実の声なのか?

 もちろん、日本政府の立場も理解できなくはない。如何に中国を刺激せず、「一つの中国」を「理解し、尊重する」との建前を堅持し、アメリカ、中国、そして台湾とのバランスを計りながら、今までも対中国政策と対台湾政策を練ってきた。このような外交政策が最善と言えるのかを検証してみたい。

 一つの政策が成功するか失敗するかは、自然科学と違って、事前に実験で検証することができない。その為、事後に回顧的(Retrospective)に検証するしか方法がない。この方法で見ると、日本の対中国政策と対台湾政策は二つの神話の上で成り立っている。

 一つは、戦後から一九七二年まで、中国の存在を無視し、台湾にある蒋介石政権「中華民国」と国交を結び、「中華民国が全中国を代表する」との神話を認めた政策だった。もう一つは、一九七二年日中国交回復以降、日本政府の立場が一転して台湾の存在を無視し、中国の主張する「中国は一つ、台湾は中国の一部」との神話を取り入れた政策で、今日まで至った。蒋介石政権の頑な姿勢にも大いに責任があるが、台湾もしくは台湾人は、この政策によりかなりの屈辱を味わった。

 一つの例としては、1998年まで、日本政府は台湾が発行するパスポートを認めようとしなかった、そのため、日本にくる観光客の中では、年間九十万人ぐらいの台湾観光客が一番多くを占めているにもかかわらず、日本に入国する際の査証スタンプを台湾のパスポートに押そうとせず、代わりに日本の在香港領事館が発行する渡航証明書と称する一枚の紙に押していた。台湾と国交がないというのが日本政府の口実だったが、現実にアメリカを含め、台湾と国交のない国の多くは台湾発行のパスポートを認めている。ようやく、香港での渡航証明書発行など事務処理の煩雑さを理由に、九八年から台湾発行のパスポートを認めた。

 それ以外に、いまでもわれわれ在日台湾人の外国人登録書と運転免許書の国籍欄には「台湾」ではなく、「中国」と記載されている。中国は一刻たりとも台湾を統治したことがなく、一銭たりとも台湾から徴税したこともないのに、日本にいる在日台湾人は無理やり中国の国民にされ、われわれにとっては、実に堪え難い屈辱でしかない。

 このように、強者にひれ伏し、弱者を侮り、屈辱を強いる日本の対中国政策と対台湾政策は成功したと言えるだろうか?

 一九七二年日中国交回復以来、「歴史問題」「教科書問題」などで、中国に卑屈な態度をとり、日本国民全体に屈辱を強いることで一貫してきた日本の中国に対する土下座外交の成果は、一九九八年、中国国家主席江沢民氏の宮中晩餐会での非礼千万の発言と傲慢な態度だった。

 譲歩に譲歩を重ねる外交政策とODA、円借款など、ばく大な経済援助、技術支援は中国から感謝されたのであろうか? 日本側の要請で、「この空港建設の費用の一部は日本からの支援によるものである」との看板が、北京空港で去年立てられた。中国政府が初めて中国の国民に日本のからの支援を知らせたことで、日本関係者が喜んでいるそうだが、一般の日本人がこのことを知ったら、やり切れない気持ちにならないだろうか? このギブアンドテイク(Give And Take)のアンバランスが、まさに日中間の外交のいびつな関係を如実に表している。

 これに対し、日本政府は対台湾政策をどのように実行してきたのか? 一九七二年まで、日本は台湾に逃げ込んだ蒋介石政権を全中国の代表として承認し、かつて日本の国民として統治した台湾人に対する蒋介石政権の弾圧を黙認し、座視したうえに、蒋介石政権を批判した在日台湾人留学生を強制送還するまで蒋介石政権に協力し、台湾人の抑圧に加担した。そして、台湾と国交断絶した後も「蒋介石賛美」の心理の延長で、前国民党の党主席の李登輝氏ですら外来政権と言った国民党とのつながりのみが、日台外交になってしまった。 

 台湾国民の心情からかけ離れた国民党としか付き合わない日本の所謂親台湾派の政治家は果たして、真の日台交流を推進できるのであろうか? さらにマスコミまでが中国の圧力を恐れ、産経新聞以外のマスコミは、つい最近まで台湾に支局を置かなかった。このように、良識の尖兵であるべき日本のマスコミでさえ、中国に屈服した。このようなマスコミが台湾の真実を日本に伝えることができるのであろうか?

 不思議なことに、その日本に無視され続けてきた台湾はいまだに親日感情の強い国であり、若い世代の日本マニア所謂「哈日族」まで誕生した。一人の台湾人としては情けない気持ちもあるが、冷静に考えると、これは日本と台湾両方にとって幸いであった。李登輝氏が同年代の台湾人を代表しているように、彼らは日本との共通の心を持っており、さらに新しい世代の台湾人も、日本人と同様に民主主義と自由な環境で育てられ、日本と共通な価値観を持っていることもあって、暖かい目で日本を見てきた。こうした環境で、いびつな外交状態にもかかわらず、経済、社会などの面では比較的に円滑に交流してきた。 

 しかし、如何に台湾人の親日的な部分が強調されるとしても、現在の台湾と日本の外交関係は正常とは言えない。その最大もしくは唯一の障害が中国であることは言うまでもない。

 台湾が中国にいじめられている理由はたった一つ、中国と一緒になりたくないからである。一番文明的な方法で、台湾が自分の国の指導者を選ぼうとするときに、一番野蛮な武力を使い、マフィアのように台湾人民を恫喝した中国に対し、台湾人は勇気を示し、ノーと言った。世界の孤児と言われている台湾はこのように、中国の脅威に直面しながら、歴史の正しい方向を堅持してきた。経済発展を成し遂げる一方、シンガポールやマレーシアのように、「開発独裁」や「アジア的価値」を盾にし、独裁政権を持続させることなく、民主化も進め、人権を尊重し、完全な言論の自由も保障される、世界のどの国にも引けを取らない名実ともに自由民主の国家なのである。

 台湾と中国との戦いは、実は民主と独裁、文明と野蛮との戦いにもなる。旧約聖書にあるダビデと巨人との戦いのようなものである。その共通の文明的価値観をもつ小さくて弱い台湾を見殺しにし、共産党一党独裁、大国主義で、核兵力を持つ中国の横暴を許した日本の姿はまさに、今現在、日本の中小学校で起こっている、乱暴者による弱者のいじめを周囲の人が傍観し、もしくは加担するような「いじめ」の構図そのものではなかろうか? このような国全体の姿勢がある限り、日本の子供達にどうやって正義感のある人間になるように教育するのであろうか?

 台湾は政権交代と世代交代により、新しい時代に入った。われわれは今までと同様、世界の文明国の共通の価値、民主、自由、人権を守っていく。それは台湾の為にもなるし、ひいては世界全体の為にもなる。その中で、日本の精神が神髄まで染み込んだ、日本人と同じ心を持つわれわれの親の世代の台湾人とは違い、台湾を担っていく新しい世代は日本に惚れ込むことなく、比較的冷めた目で、日本を見るに違いない。その今が、日本の真価が問われる時にもなる。

(掲載者注:原文を一部改めた。)
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