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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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青森李登輝友の会ブログ

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2.「正名」と「制憲」で中華民国体制の終結を!(平成15年10月25日号)

2.「正名」と「制憲」で中華民国体制の終結を!


 現在、台湾人が推進しなければならないのは、「正名」と「制憲」なの
だ。しかし、中華民国体制の下で国名を改正して新しい憲法を作り、中華
民国体制を終結させることはまず不可能と言ってもよい。だから、国家の
主権者たる国民の投票でそれを実現するのが、もっとも現実的であろう。

 2003年9月6日、李登輝前総統が召集する「台湾正名運動」10万
陳水扁
人集会での模擬国民投票は、建国運動の新たな第一歩である。

 2004年3月20日の台湾総統選挙では、陳水扁総統が掲げる

 「台湾中国、一辺一国」

 に対し、野党は

 「一つの中国の屋根の下」

 で対中国に統合する姿勢をとっている。

 今回の総統選挙は、台湾が本当の主権独立国家になるのか、それとも中国
の一部になることを選択するのか、台湾の命運を賭けた大決戦なのである。
陳水扁総統が正名運動の勢いに乗り、総統選挙と同時に

 「台湾の名でWHOに加入国民投票」
 「第四原発国民投票」
 「国会改造国民投票」
 
 を実施すれば、台湾の歴史はその瞬間に変わる。その時、台湾人は初めて、
台湾の前途を自分の手で決めることによって、台湾の主人になれるのだ。

 総統選挙で陳水扁が勝利すれば、幻の中華民国を廃止して、本当の主権
国家たる台湾国を建設する歴史的事業に取り組めるのである。そうなれば、
統一派は力を失い、2004年末の国会選挙では与党陣営が国会多数を制
して、この建国事業を強力に推進する態勢が整うであろう。


3.台湾人よ、気概を示せ! 強盗の善意に頼るな

 
 もちろん、建国運動を提唱すると、「中国を刺激すると、中国が攻めて
くるぞ」と、統一派は国民を威嚇するであろう。台湾内部の親中国派のみ
ならず、日本にもそのようなことを主張する勢力が存在している。台湾で
このような統一派の脅しがある程度有効なのは、台湾民族意識がまだ十分
に成熟しておらず、植民地根性から離脱できていない証拠でもあるのだが、
独立国家であるはずの日本でこのような論理がまかり通っているのは、中国
に媚を売る以外のなにものでもない。

 ならず者国家が怒って攻めてくるから、彼等の機嫌を損なうことをするな、
などというのは「奴隷心理」と変わらない。ならず者国家がどんな横暴を極
めようと、彼等の気に障ることは一切せず、自分たちの生活だけを守ろうと
するのは「奴隷の平和」に甘んじる態度である。自分の運命を他人に委ねる
人間は、自由人ではなく、奴隷と変わりはないのだ。

 中国が台湾を攻めるかどうかは、台湾が中国に刺激を与えたかどうかで
決まるのではなく、中国に台湾を攻める能力があるかどうかで決まるのだ。
それは、強盗が小市民の財産を略奪するのは、小市民が強盗に刺激を与えた
からではなく、強盗に入られるスキがあったからなのだ。強盗を刺激する
からといって、鍵もかけず、自分で自分の財産を守ろうとしないバカがどこ
にいるのか。小市民の安全は強盗の善意によるものではないように、台湾の
安全も決して中国の善意によって守られはしないのだ。

 中国は2000年に発表した「台湾白書」でも台湾を武力で攻撃する口実
に、

 「無期限に中国との統一を拒否した場合」

 との一項目を新たに加えた。

分かりやすく言えば、「おれの子分にならなければ、殺すぞ」ということだ。
このような横暴に抵抗しない人間は奴隷でしかないし、台湾は奴隷の国になっ
てはいけないのだ。自分の尊厳と安全を守る決意を世界に示してこそ、台湾は
世界から尊敬され、台湾の安全も一段と保障されるようになるのである。

 しかし、自分の身の安全を心配するあまり、中国の威嚇に屈服すれば、世界
から軽蔑され、国際的支援も得られなくなるのだ。香港の例を見れば一目瞭然
であろう。

 9月6日に台北市で行われた「台湾正名運動10万人デモ」に、200名
近くの日本人が「正名運動日本応援団」を組んで参加し、台湾の建国運動を
支援した。中国の覇権に抵抗する台湾建国運動は、台湾と運命共同体という
べき日本にとっても、決して他人事ではなかろう。台湾の建国運動への協力は、
日本人が日本自身を見つめ直して、日本を気概ある独立国家として再建する
きっかけになれば、と願っている。

                  世界台湾同郷会副会長 林 建良     




(平成15年10月25日号)
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