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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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台北市長選挙考察 その3 台湾研究フォーラム事務局長 古市利雄

台北市長選挙考察 その3

       
      台湾研究フォーラム事務局長 古市利雄


■ビニール袋と愛河


国民党のカク龍斌は、国防部長、行政院長を務め96年の総統選挙に
副総統として出馬したカク柏村の息子である。見た目は育ちの良さそ
うな「お坊ちゃま」といった感じで悪い人には見えない。市長選挙に
出馬するために直前になって国民党に入党したために党内基盤は弱い。
党内予備選では立法委員の丁守中には負けたものの、民意調査に重点
をおく党規約により、市長候補に選ばれた。

急進的中国統一派政党、新党の召集人であるにも関わらず、2001
年3月から2003年10月まで環保署(環境保護署)署長として、
民進党内閣にも参加している。こうした節操のなさが、国民党内での
台北市長候補者選挙で「政策の方針を頻繁に変更するカメレオン」と
批判された。

そしてその環保署長時代に、コンビニやスーパーでのビニール袋有料
化が決定された。このたかがビニール袋が今回の台北市長選挙に、ふ
わりふわりと浮かびあがってきた。

ビニール袋有料化により、確かにビニール袋の仕様率は45%減少し
た。しかし製造業者は収益減をおそれビニール袋を厚くして一枚あた
りの単価を上げ、結果プラスチックの使用量が増え資源節約ができな
かったばかりか、ゴミの量は有料化実施前の二倍に増加してしまった。

これに対してカク龍斌は「統計の方法が間違っている」「環境保護、
資源節約の理念を国民に訴えるのが目的だった」と弁明している。
しかし誰の目から見ても明らかに失敗である。しかしカク龍斌の政治
家としての実績はこれぐらいしかないので、未だにこのビニール袋有
料化の「実績」を言っている。10月22日に選挙対策本部が設立さ
れたが、当時の有料化を知らせるテレビコマーシャルを会場で放映し
共演した白冰冰も応援に駆けつけていた。

民進党の謝長廷は高雄市長時代に市内を流れる愛河を、美しい川に甦
えらせた実績が高く評価されている。謝長廷就任以前の愛河は生活排
水、工場排水が垂れ流され「自殺をしようと愛河に飛び込んでも、溺
れ死ぬ前にその臭さで死んでしまう」と言われたドブ川だった。
愛河での実績をひっさげ、今度は台北を流れる淡水河の整備に取り組
むことを訴えている。

有権者にとって印象に残る両者の実績を比べてみたが、謝長廷の方が
行政能力に関しては高いと言ってよいだろう。では両者の主たる政権
公約をもう少し見ていくことにしよう。


■ジレンマの中で


カク龍斌の選挙パンフレットを見ると「国際都市・台北を目指す」こと
が強調され、それ自体は良いことなのだが、やたらと「華人」という言
葉が目に付く。

「台北は華人世界の中で最も民主的で自由な都市である」「台北には
世界で最も奥深い華人文化が残る」「台北は台湾の台北にとどまらず、
華人世界都市の一員としての役割を担わなければならない」。

また「ホーロー(福{イ老})人」ではなく、差別的な意味合いが残る
「ビン(門がまえに虫)南人」を使っているのも気になるところである。

現在台湾では東南アジアの国々から台湾に働きに来る人、結婚で来る
人たちが増加している。そこでカク龍斌は客家テレビ、原住民テレビ
のような「新住民テレビ局」の開設が必要だと訴えている。しかし、
台湾語(ホーロー語)の専用チャンネルをつくることも必要ではない
かと、台湾語勉強中の私は思うが。

謝長廷が淡水河を美しく変貌させようとする公約に対して、カク龍斌
は環保署長であったことからも、これに真っ向から対決しようとして
いる。しかしここでカク龍斌はジレンマに陥ってしまう。

カク龍斌は党内基盤も弱く、「馬英九人気」に頼るしかないのだが、
淡水河を変貌させようと訴えれば訴えるほど、八年間の馬英九市長時
代に何もされていなかったことが露呈してしまう。

そのため「淡水河汚染の原因は対岸の台北県にある」「民進党の台北
県執政16年間、下水処理が全く進んでいなかった」とし、「馬英九
市長時代に基隆河の整備は進んだ。その経験を私は生かす」と述べて
いる。

まもなく高速鉄道(台湾版新幹線)が開通し、国内線航空の需要は大幅
に低下する。それにともない台北市内にある、松山空港の存続問題がで
てくる。

謝長廷は松山空港を廃止して公園にするとしているが、これは2002年の台北市長選挙で民進党候補者の李應元が公約にしていたことでもある。この公約に関して当時環保署長であったカク龍斌は反対はしていなかった。しかし今回カク龍斌は「香港、広州への直行便を実現させる」と、180度まではいかないまでも、135度くらい方向転換した公約をかかげている。

こうした変わり身の速さが、国民党内部からも批判されている。

また萬華、大稲{土呈}などの台北旧市街の再復興も、焦点のひとつに
なっている。馬英九市長時代には台北101などの信義区の開発は進ん
だが、一方で台北旧市街地や伝統的市場が大きく廃れた。

謝長廷はまさに台北の下町育ちで関心の深い問題であるが、「お坊ちゃま」育ちで、台湾語も流暢ではないカク龍斌がどれだけこの問題に取り組めるだろうか。

教育へのストレスを軽減させるために、大台北地区(台北市、台北県、基隆市)で、統一した教科書による教育を実施させるとしているが、それでは何のために教科書採択制に移行したことになるのだろう。

根本的な教育制度の改革こそが必要とされているのではないだろうか。

また台北に在住している者にとって、交通渋滞の問題は解決してほしいものである。

馬英九は市民の公共バス使用率を50%以上にしようとしたが、逆に馬英九執政八年間で利用者は減少している。バス専用道路の建設にも積極的に取り組んだが、逆に渋滞を起こしているルーズベルト路や、専用レーンは完成したが無計画な建設のために、専用レーンとして使うと余計に渋滞を起こしてしまう台北駅前の忠孝西路、など解決にいたっていないどころか無駄な税金が投入されている。

環境問題にも直結することで、元環保署長のカク龍斌は「使用率を60%にする」と大きくでたが、果たして、果たして。

治安対策にも積極的に取り組むことを掲げているが、つまりは馬英九執政間に治安が悪化したことである。

どの点をとっても、カク龍斌は言葉を選ばないと後ろ盾の「馬英九人気」に傷をつけてしまうので苦しい状況だ。

またカク龍斌は、直前になって国民党に参加した「よそ者」であり、国民党がどこまで一丸となって戦えるかという点にも不安が残る。選挙本部設立の際に行われた集会ではしっかりと党内選挙で敗れた候補者も呼び、団結を演出してみせた。

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