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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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青森李登輝友の会ブログ

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【講演録】日本から見た台湾(外国人が見た台湾独立建国運動) 台湾研究フォーラム会長 永山英樹

本稿は2006年7月29日、カナダのトロントで開催さ
れた世界台湾同郷会の年次大会での講演の記録です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【講演録】日本から見た台湾(外国人が見た台湾独立建国運動)


台湾研究フォーラム会長 永山英樹

皆さんが中国を嫌っているのは承知しているが、私は台湾語も英語も話せないので、唯一の共通言語である中国語で話すことをお許しいただきたい。
 
●野蛮な中国人と文明の台湾人

1986年、私が中国の北方で留学していたとき、結婚する前の家内が遊びに来た。そのとき彼女は、「広州で中国人の野蠻さに疲れ切っていたところ、ある理性的な一団を見かけ、親近感を覚えた。一般の中国人とは違い、ちらかと言うと日本人に似ていた」と言った。そこで私は「それは絶対に中国人ではない」と断言したが、「しかし北京語を話していた」と言う。それ以来「彼らはいったいどこから来た中国人なのか」が大きな疑問として残った。その後私たちは初めて台湾へ行き、その疑問は解けた。あの文明人の一団は台湾人だったのだ。ところがそれ以降、また新たな疑問が生じた。それは、台湾人はこれほど高度な文明を持ち、中国人とは大いに異なりながら、なぜ「Republic of
China」と言う国名を用いているのか、と言うものだ。

私は台湾へ行くようになると、台湾人の心、精神に感動するとともに、日本の生命線である台湾の戦略的位置の重要性を痛感するようになった。そうしたなか、日本人にとって幸運と思えたのは、台湾人は日本人と価値観においてきわめて近く、相互理解が容易であると言うことだ。ところが当時の日本人の大多数が関心を持つのは中国であり、台湾にはほとんど無関心で、台湾に対する印象と言えば、せいぜい「蒋介石集団の島」と言う程度だった。そこで私は日本社会に台湾の重要性を訴える活動を開始した。そして台湾人と接触すればするほど、また台湾の困難な歴史や現況を理解すればするほど、台湾に対する思いが強くなり、台湾に誇りすら抱くようになった。今日はこのような台湾を愛する日本人として話をしたい。

●民主と自由の理念だけでは建国はできない

台湾は中国に隷属しない主権国家だ。そしてこの国家の現状を維持し防衛すると言うのは台湾の圧倒的な民意であり、台湾人は国際社会に対し、台湾は中国とは異なる民主と自由の国であると大々的に訴えている。このやり方は非常に有効だ。もしそうしなければ、たぶん今日、アメリカを中心とする国際社会からは今ほど台湾は支持されていないだろう。台湾に関心などなかった日本人でさえ、1996年の総統直接選挙以降は、台湾を民主国家として関心や行為を抱くようになった。最も親中国的で知られる朝日新聞でさえ、総統選挙のときは「台湾人の将来は台湾人が決めるべきだ」との論評を掲載していた。しかし台湾が今後も主権国家としてやって行くと言うのなら、民主と自由の理念だけに頼っているだけでは不十分だ。

現在ほとんどの台湾人は中国との統一に反対している。ところがその理由を聞いてみると、しばしば「中国には自由がない」「中国の経済状況は台湾に比べて劣っている」との答えが返ってくる。それならば、もし中国の経済や自由度が台湾と同レベル、あるいはそれ以上のものになるのなら、統一してもいいとでも言うのだろうか。民主と自由だけが大事だと言うのなら、中国が主張する一国二制度の下でもそれらは充分に保証されるのだ。もし台湾のこの国家体制を守り抜きたいたいと思うなら、国民はまず確固たる国民意識、つまり台湾意識を持たなくては駄目である。そしてさらにはその台湾意識を台湾民族意識にまで昇華させる必要がある。日本に日本民族があるように、台湾も台湾民族があるべきだ。それでこそ台湾ははじめてOKと言うことになる。

●中国意識を捨て去ることができない理由

現在台湾意識はたしかに高揚しているが、しかし外国人の私から見れば、それは決して強固なものではない。たとえば台湾には中国への降服や中国統一を主張する政党やメディアの存在が許され、しかも彼等にやりたい放題をさせている。これでは台湾を守ることなどできはしない。民主と言うものは、民衆が国家の経営者になることを意味している。国家の実態を持ちながら、それでもなおあの野蛮国家との合併を主張する人間たちを許すなど、これで本当の民主主義と言えるだろうか。完全な主権国家と言えるだろうか。

このような状況に陥るのはなぜか。それは台湾には中華民国体制が存在するからだ。中華民国体制とは、台湾は中国の一部であるとし、将来は中国大陸と統一することを前提とする中国人の国家体制なのだ。こうした中国か台湾かもはっきりしない曖昧な体制がある限り、台湾人が強固な愛国心や国民意識を持つことは極めて困難なのだが、残念なことに台湾人自身はそのことにあまり気がついていない。もし日本人であるなら、たとえ戦後中華民国に占領されたとしても、今頃は日本国として独立しているはずだ。ところが台湾人の場合、400年来自分の国を持ったことがないから、そのようにうまく行かないのだろうか。もしそのとおりなら、それは台湾人の悲哀と言える。台湾人が中国人意識を完全に拭い去ることができないことこそが、中華民国体制を許容してしまう大きな原因なのだ。

陳水扁総統でさえ、100パーセントの台湾意識を持っているとは言えない。だからこそ野党や敵国である中国の反応に過度に配慮し、中華民国体制を守り続けるのだ。彼は「台湾は中華民国であり、中華民国は台湾だ」と強調するが、そのようなものは国際社会では全く通じない。なぜなら中華民国の法理上の領土は中国とモンゴルを含んでいるからだ。このような主張は政治力学上の妥協の産物であり、建国理念の放棄を意味する。これでは外国人からは尊敬も得られないし、いかなる支持も得られまい。もしアメリカの大統領が「アメリカは大英帝国であり、大英帝国はアメリカだ」などと言ったら、彼は精神的に問題があるに違いない。

●中華民国体制は中国の漬物甕文化体制

中華民国体制とは中国の政治文化に立脚するものであり、漬物甕文化を寄せ集めたものである。現在の民進党の汚職事件などはまさに、中華民国体制にしがみつき、漬物甕文化に染まった結果だ。汚職は為政者の特権だと勘違いしているのだ。

しかし台湾人が忘れてはならないのは、中華民国体制が持ち込まれる以前の台湾人は本当に清廉で正直だったと言うことだ。台湾人はよく「台湾社会は乱れている」と嘆くが、それは後天的な原因がもたらしたものであり、もともとはそうではなかったのだ。第二次大戦後に連合国が台湾に派遣したアメリカ人George.H.Kerrが書いた『被出売的台湾』や、同じくニュージーランド人AllanShackletonの『福爾摩沙的呼喚』を読めば、当時の台湾人がどれほど秩序正しく清廉で正直であったかがよくわかる。

台湾の戦後の最大の悲劇は、前近代的な中国人意識が大々的に注入され、早くから近代社会人意識を兼ね備えていた台湾人が汚染されてしまったことだ。そしてさらに残念なのは、多くの台湾人が、この悲劇を悲劇と認識していないことだ。このように中国人意識を完全に払拭できないことこそが、台湾意識の強化に対する最大の障害になっている。中華民国体制を消滅させ、台湾国を建国しない限り、この障害を除去することは不可能だろう。

●陳水扁政権の最大失敗原因は野党の妨害ではない

陳水扁総統は新国家建設への期待を浴びながら6年前に総統に就任した。当時は多くの日本人も、陳総統には注目し、期待していた。しかしその後の彼の政策は本当にうまく行かない。それはやはり統一派の野党やメディアの妨害によるところが大きい。だから民進党の支持者は陳総統を擁護するため、国民党を非難している。しかし日本から眺めていると、やはり台湾最大の危機は陳総統が中華民国体制にしがみついていることだろう。

それは民進党の核心的な価値を喪失させるものであり、道徳心をも奪うものだ。また支持者を混乱させ、方向性を見失わせてもいる。2000年以前は打倒目標だった体制が、2000年以降は防衛対象となっているのだからどうしようもない。政権維持のために建国の目標を忘れるなど、理想喪失の始まりであり、腐敗の始まりでもある。これでは国際社会からは尊敬もされないし、何ら成功も得られないではないか。

たしかに敵国である中国に媚びる国民党は批判されるべきだ。だが国民党非難だけでは何の好転もない。なぜなら国民党とはもともと台湾を中国に譲り渡そうとする存在だから、非難したところでその本質が変わるわけがないからだ。それならば権力とは何の利害関係も持たない海外の台湾人の皆さんは、国民党を非難するよりも、陳水扁に中華民国体制から脱却するよう強く要求し、その独立建国の意志を強化させる方向で努力されてはどうだろうか。後退する一方の陳総統を前進させればいいと思う。

「陳水扁の状況は不利だ」と言って意志を消沈させる台湾国民が目立つが、日本人から見ればそれは単に言い訳に過ぎない。権力者の意向に付き従うだけなど、それではまるで殖民地時代の話だ。そのような時代は終わっているのだから、国民は立ち上がり、為政者を民意に従わせる形にしなければならない。「陳水扁が建国路線に回帰するのを待つ」と言うような話もあるが、そのような姿勢なら簡単に敵にやられてしまう。

私のこうした話は、もちろん台湾独立運動の先駆者である海外の皆さんには、当然わかりきっていることだが、問題は多くの台湾人が、政権が大事だとして、陳総統の建国路線放棄を許容していることにある。これは本当に残念なことだ。そこで台湾の政治に大きな影響力を持つ皆さんには、ぜひとも台湾人に対し、国家とは何か、国民とは何かをはっきり伝えて欲しい。中華民国を打倒し、台湾国を打ち立てる以外、台湾には道はないのだ。

●一日も早い不法殖民地体制の放棄を

戦後、台湾は日本の統治を離脱したものの、だからと言って中華民国や中華人民共和国の領土になったわけではない。これは充分に法律上の根拠があることだ。中国人はみな、日本は1945年10月25日に台湾を中国に返還したと言っているが、もし本当にそうした領土割譲の事実があるのなら、日中間で締結された条約を指し示すべきだ。実際そのような条約など存在しない。なぜなら日本は当時連合国に占領され、条約締結の能力などなかったからだ。ではいったいその日に何が行われたかと言えば、それは台湾にいた日本軍が連合国から派遣されてきた中華民国軍に降服する式典であるに過ぎない。

たしかに中国軍はそのとき、戦後の混乱に乗じ、全く無抵抗の日本軍司令官に対し、台湾を中華民国に移譲せよとの命令書に署名させているが、そのようなものは連合国からは認められなかった。台湾を処分する唯一の国際条約は1952年に調印されたサンフランシスコ平和条約だけだ。台湾はその条約により日本の統治から離れることになったが、それ以降の法的地位については何も取り決められていない。つまり中国の領土にはなっていないのだ。この事実については蒋介石政府でさえ、1953年調印の日華平和条約第2条で明確に追認している。

では台湾は誰のものか。その帰属先は国際法の住民自決の大原則に従い、台湾人民が決めるしかないのだが、しかし台湾人の大多数はこのことをまだ知らないでいるのだ。そこで皆さんには是非このことを台湾に向けて訴えていただきたいと思う。このような法的に正当性のない植民地体制を死守する台湾人に、未来などないのだ。このような殖民地体制がある限り、やがては旧支配者である中国人は再び政権を奪取し、中国路線に回帰して行く危険性がある。だから一日も早く中華民国体制を放棄し、住民自決の方式で台湾国を打ち立てなくてはならない。

●台湾人の民族的な優越性を訴えよ

このほか、台湾人の民族的な優越性も訴えて行かなくてはならない。私は台湾人が中国人意識を捨てきれないのは、中国の歴史と文化に対して劣等感があるからだと聞かされたことがあるが、そのような馬鹿な話があるだろうか。それでは私は台湾人に聞きたい、「中国の文化のどこが台湾より優れているのか」と。台湾人は中国人よりはるかに文明的なのだ。

海外の皆さんの努力により、台湾社会では民主改革が推進されるようになったが、台湾社会で民主主義がこれほど早く定着するに至ったのはなぜかと言えば、それは台湾人には中国人の持たない公徳心があるからだ。たとえば九・二一大地震のとき、台湾人は団結し、無私の公徳心と同胞愛を発揮した。私は日本でその話を聞き、感動で涙が流れた。台湾人はこのような人たちだからこそ、私は心から尊敬するのだ。もしほかの国であるなら、このような光景はそうは見られなかったはずだ。ことに中国であるなら、すぐに略奪の地獄と化していたことだろう。私は台湾に向かった日本の救援隊の隊長と会ったことがあるが、彼も台湾人の無私で高尚な行為について語っていた。このような一点だけを見ても、台湾人が中国人より勝っていることは明らかなのだ。

先進国家の条件のひとつが法治社会だ。台湾は中華民国軍に軍事接収される以前は、世界有数の法治社会だった。それに対し中国は、いかに歴史の悠久さを誇っても、今日に至るまで法治社会を実現したことはない。

二・二八事件などは、まさに法治社会と人治社会との文明衝突だった。現在国民党や若い世代の台湾人は「二・二八事件」と聞くと、いとも簡単に「和解が必要だ」として片付けようとする。馬英九も軽々しく犠牲者遺族に謝罪し、「国民党は誠実に過去に向き合っている」などと言っている。しかし台湾人であるなら、この台湾と中国の文明衝突事件に対し、もっと深く省察を行うべきなのだ。そして台湾文明とは何か、中国文明とは何かを、真剣に考えるべきだ。もしそれを怠れば、再びあのような文明衝突が発生するかもしれないのである。

いや、それはすでに発生したと言っていいかもしれない。2004年3月の総統選挙後に総統府前で起こった暴動がそれだ。あの暴動には、それまで台湾人の民主主義を信用していた日本人は大いに驚かされた。だがあれは実際には台湾人の暴動ではなく、中国人の暴動だった。私は当時、陳水扁政権があの野蛮な暴民たちに対し、一生懸命善意を示していたことに嘆かずにはいられなかった。文明人の観点から見れば、あのような反文明的行為は絶対に許してはならなかったのだ。残念なのは、多くの台湾人は今もなお、国民党と言うこのような反文明集団の存在を許し、しかもさらに支持までしていることだ。

台湾人にとって、自分は中国人とは完全に異なる文明人だとの認識を持つことは急務である。もし台湾人が文明的な自信を確立できれば、立派な新国家を建設することは可能となる。もちろん中国統一ははっきり拒絶できるようになるし、中国人を同胞などとは思わなくなる。そしてまた中国民族とは全く異なる台湾民族の形成へと向かうことにもなるのだ。しかし海外で生活したことのない台湾人には、なかなか自分たちの民族的優越性を理解するチャンスがない。そこで海外在住の皆さんには、是非とも海外の観点から、台湾の文明は中国よりも優れていると言うことを、台湾人に伝えていただけたらと思う。

●なぜ日本人は李登輝氏を尊敬するのか

昨年、台湾を観光で訪れた日本人は100万人を超え、今年はさらに増える見込みだ。つまり台湾に関心を持ち、あるいは好意を持つ日本人が増えていると言うことだ。

台湾へ行ったことのある日本人は、台湾の大ファンになることも非常に多い。なぜかと言えば台湾人は、日本人から見ればとても信頼できる人々だからだろう。日本人と台湾人は馬が合うと言うこともできる。私はいつも日本人に台湾や台湾人の話をしている。彼らは台湾の現状はあまりわかっていないが、いざ台湾の話を聞くと、みなすぐに関心を持ち、台湾に好感を抱く。これは日本で私自身が実際に経験していることだ。私はよく日本人に「台湾は日本とは兄弟国だ」と話すが、日本人はこれにはとても喜ぶ。

今月馬英九が日本を訪問し、東京で国内外の記者を集め会見を行った。馬英九はあたかも自分が平和の使徒のような顔をして日本人の支持を獲得しようとしているわけだから、私たちはその会場の前で演説を行い、新聞記者や通行人に対し、「馬英九に騙されるな」「中国は日台の友好関係を恐れている。馬英九は日台関係を中国の好むようなものに変えようとしている」などと訴えた。そのとき通行人からは支持の声も飛び、台湾問題への関心は高まりつつあると実感した。

親台湾派の国会議員たちも馬英九と会見した際、「あなたは日本と台湾から歓迎されない人だ」と直接伝えている。台湾のメディアは馬英九の訪日は予想以上に成功だったと報道しているが、あれはデタラメだ。彼に訪日は失敗に終わったと言うのが真相だ。日本人は彼が親中国で反日本、反台湾であることを知っているのだ。

それに比べて日本人の李登輝前総統に対する態度は完全に異なる。李前総統は2001年と2004年に日本に来たが、私は在日台湾同郷会の方々と空港まで出迎えに行っている。現地では二度とも数百人もの日本人と台湾人が集まったが、当時の熱気に満ちた光景は皆さんには是非お見せしたかった。皆が日章旗と台湾旗―台湾旗とは在日台湾同郷会旗だが、それらを振りながら「タイワン、バンザイ」を叫んだ。感動で泣く日本人もいた。宿泊先の大阪の帝国ホテルでも、広いロビーはほとんど歓迎に来た日本人によって占拠され、「バンザイ」が叫ばれるものだから、ホテルの職員たちは完全になす術を失った。

どうも日本人は李前総統個人を歓迎したと言うより、台湾の象徴としての彼を歓迎したのではないかとの気もする。日本人がここまで台湾と言うものを歓迎した背景には、中国の圧力に屈した政府が台湾に冷淡な態度を取り続けてきたことがある。李前総統の来訪がやっと実現したわけだから、当時の日本人の感動は、それだけ大きかった。

●日本は台湾建国を支持するはずだ

馬英九と李前総統に対する日本人の態度は、なぜここまで違うのか。馬英九は自分を中国人と言い切り、一つの中国を主張しながら中華民国体制を守ろうとする。他方台湾の父と呼ばれる李前総統は中華民国などすでに全く存在していないと明確に指摘し、建国の道を進もうとしている。言わば片や虚偽であり、片や誠実である。日本人はやはり虚偽より誠実の方が好きなのだ。

我々親台湾派の日本人は政府やメディアに対して「台湾派中国の領土ではない」と訴えているが、その際よく受ける反駁は「台湾は自分自身でChinaだと言っているのでは」と言うものだ。繰り返すがこのように、台湾は中華民国の名を使用し続けることは、国際社会からは中国の一部分と見做され、中華人民共和国の主張が正当化されるだけなのだ。台湾がいかに「独立はしない」と繰り返しても、中国が台湾併呑を放棄することもあり得ない。

そこで最後に訴えたいのは、どのように選挙に勝つことだけを考えるのではなく、どのように台湾を法理上中国の一部と位置づける中華民国体制を打破するかを考えなければならないと言うことだ。とくに海外の台湾人は、大きな声で本土派勢力に対し、「政権にしがみつくだけではなく、建国の道を進め」と要求されるべきだ。

私は、もし台湾が中華民国体制を放棄し、台湾国を建国した場合、日本の世論は必ずそれを支持すると見ている。日本政府も、台湾人が「台湾は中国領土ではない」と勇敢に主張できるなら、その住民自決を承認せざるを得なくなる。日本政府にしても実際には、生命線である台湾が中国に併呑されることなど全く望んでいない。

ありがとうございました。台湾のためにがんばりましょう。
 


『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html『台湾の声』バックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe Big5漢文

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