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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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青森李登輝友の会ブログ

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台湾支援は日本人の義務である 【片木裕一】

日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載です
http://www.ritouki.jp/―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 台湾支援は日本人の義務である 【片木裕一】
   台湾・李登輝学校の校友会誌「校友通訊」第7号に初の日本語投稿

 日本李登輝友の会では台湾の李登輝学校(校長:李登輝前総統)に平成16年(2004年)10月の第1回台湾李登輝学校研修団を実施して以来、これまで4回の研修団を派遣しています。この研修参加者を対象に去る5月14日に「李登輝学校日本校友会」(片木裕一理事長)が発足したことは、このメールマガジン「日台共栄」でもお知らせしました。
 台湾の李登輝学校にも校友会が設立されていて、1500名以上にのぼる李登輝学校の卒業生を対象に配布されているのが「校友通訊」です。その第7号に、初の日本語による投稿が掲載されました。それが李登輝学校日本校友会理事長に就任した片木裕一氏(一期生)と同じく一期生の好田良弘氏の文編です。
 好田氏の台湾出身戦歿者慰霊祭を斎行するに至ったことをつづった文編はすでに機関誌『日台共栄』2月号(第11号)で掲載していますので割愛させていただき、ここでは片木理事長の文編をご紹介します。
 なお、台湾・李登輝学校の詳細につきましては下記からお願いします。
 http://www.leeschool.org.tw/wooooa/front/bin/home.phtml                                    (編集部)
--------------------------------------------------------------------------------
台湾支援は日本人の義務である

                      2004年10月(第一期)修業生 片木 裕一

【台湾との出合い】
 人に「日本李登輝友の会」の事務局員をしています、というと、「祖父母が台湾生まれなのですか?」とか、「お仕事の関係からですか?」と聞かれるが、そうではない。何を隠そう、私は「鉄道迷」で、10年余り前、日本の鉄道にいささか飽きてきたので、いろいろ探していたら台湾に行き当たったのである。
 当時の私の台湾に関する知識は「バナナの産地、中学生のときまで台北は赤丸(=首都)だったのに、高校生になったら台北は普通の黒丸(=大都市)になり、北京が赤丸になっていた」という程度。多少勉強し、1972年に台湾にある中華民国と断交し、大陸を統治する中華人民共和国(以下、中国)と国交を結んだことを知った。同時に、つい最近まで戒厳令が布かれていたこと、既に蒋介石や蒋経国は他界していて、現在は李登輝という人が総統になっていることなどを知った。しかしその程度だった。

【台湾へ行く】
 私が初めて台湾を訪問したのは1996年3月であった。そう、台湾で初めての総統選挙の投票直前である。訪問といっても特別なものではなく、宝覚寺、連池潭、タロコ、忠烈祠、故宮博物院等をまわる四泊五日のパックツアーであった。
 台湾は流石に総統選挙終盤、街中には幟やポスターが林立し、投票を呼びかける車が数十台連ねて爆竹を鳴らして道を行き、夜になればあちこちの広場で応援演説が開催されるなど熱気に溢れていた。さらにテレビをつけると「中国4000年、最頭痛的選択!」というキャッチコピーが全てのチャンネルで絶え間なく放送される。
 しかし私が驚いたのは、このキャッチコピーのあと必ずある薬品会社が「頭痛には○○、これ絶対!」というCMを流していたことである。台湾の選挙管理委員会はなぜこのようなCMを許可したのか、広告費はいくらかかったのか、その効果はどれほどだったのか、そして台湾の人はこのことをどう考えているのか……。総統選挙には勿論興味はあった
が、結果は見るまでもない。だからこのCMが私を『台湾』に引き込む最大のキッカケになったのは間違いない。

【台湾を知る】
 それから10年たった。
 最初に台湾を訪問したときは大阪に住む一会社員で、台湾関係の団体や人に接することは殆どなく、以降の台湾訪問も年に一回程度であった。
 ところが五年前、勤務する会社の人事異動で東京に転居し、「台湾研究フォーラム」に顔を出すようになってから私の人生は一転した。長年勤務した会社を2年半前に退職し、「日本李登輝友の会」の事務局員になった。以降、台湾訪問は年5~6回になり、いろいろな人に会い、勉強も少しはした。その結果、前に書いた薬品会社がどうなったかは分か
らないが、もっと大きな疑問ができた。

【新たな疑問】
 台湾は中国の統治下に入ったことはなく、国際法的にも中国の領土ではない。今、中国と統合すべきか、と問われて「YES」と答える台湾人は殆どいない。現状維持とは「台湾は中国とは別に存在し続ける」ということであり、「モンゴルを含む大陸全部が本来の領土である」という中華民国体制を維持することではない。ところがいざ選挙をやると、
「我々は台湾である」という政党や候補者が勝つ訳ではない。半々、むしろ最近は分が悪い。どうしてこうなるのか? 10%余りの、自らを中国人と称し中国との統一についても前向きな人には、つける薬はない。一方30%余りの、自らを迷うことなく台湾人と称し一刻も早く国名を台湾にすべしという人は問題はない。だから、残りの50%余りの人が何を
考えているのかが問題であろう。
 先般、台湾李登輝学校研修団で李登輝先生は「民主的な手続きを経て、民主的社会を望まない勢力が選出されることが民主主義の危機である」と述べた。そのとおりだ、もし台湾が中国の一部になったら、共産党とは不倶戴天の敵である国民党を許す訳はない。頃合いを見計らって、党員や幹部は台湾独立を志向する民主進歩等・台湾団結連盟党員ともども投獄されることは避けられず、その他の人も多くは財産を没収された上で大陸の奥地へ追いやられることであろう。中国になった台湾では選挙などありえず、政府を批判するマスコミもない。
 台湾人はかつて似たような経験をしたのではないか。59年前の二二八事件、その後に続く戒厳令、白色テロなど。今日・明日の生活は大切であるが、命あってのことだ。中国化され、戒厳令の布かれた台湾はもはや台湾ではない、「海東島」とでもいうべき第二中国である。そして、我が日本国は中国と第二中国に生命線を抑えられることになる。我々日
本人は日本国のためにも、台湾が台湾であり続けることを支援する義務があるのだ。

【これからの台湾】
 もし次回の立法院選挙や総統選挙にキャッチコピーを創ったならば、「台湾、是中国的一部? 台湾、是古来台湾?」が適切か。勿論答えは「我叫、我是台湾人、這是台湾国!」。
 そして、その次の選挙では「台湾400年、最頭痛的選択!」か。そしてこのキャッチコピーあと、あの薬品会社の「頭痛には○○、これ絶対!」。
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