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阿貴(アークエイ)。かくすればかくなることと知りながら、やむにやまれぬ大和魂。

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日本の無策が招いた台湾の反日化 【柚原正敬】 (転載)

>>>>> http://www.ritouki.jp/―――――――――――――【平成18年(2006年)6月11日】

   ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
           新しい日台交流にあなたの力を!!
<>――――――――――――――――――――――――――――――[Vol.317]
1>> 日本の無策が招いた台湾の反日化 【柚原正敬】2>> フジテレビが国旗誤報事件で本会の書面による質問に口頭で回答
3>> 台湾旅行の新しい形を提案するオンライドットネット ⇒ http://www.onlai.net/
■ 台湾特産アップルマンゴーとパパイヤ特級品のご紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/■ 第5回台湾李登輝学校研修団の参加者募集中! ⇒ http://www.ritouki.jp/―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1>> 日本の無策が招いた台湾の反日化 【柚原正敬】
   日本は今こそ明確な台湾政策を打ち出すべき

 去る5月8日、民進党が8月28日を「台湾人民抗日記念日」として制定すべく検討を始めたと表明した件で、本会の柚原正敬常務理事が機関誌『日台共栄』6月号の「巻頭言」において、高砂義勇隊慰霊碑撤去問題、「学務官僚遭難之碑」移設問題とからめて論じている。
 民進党の「抗日記念日」制定に関しては、すでに許世楷・駐日台湾大使が台湾最大手紙「自由時報」のインタビューに「目下、台日関係は72年の断行以来、最良の状況にあり、抗日記念日の制定には必要性はない」と語ったことを、メルマガ「台湾の声」が紹介している。同感である。併せて紹介したい。
 その後の「抗日記念日」制定に関する動きは不明であるが、李登輝前総統も陳水扁総統も、現在の日台関係は断行後「最良の状態」にあるという認識に立っている。「もし台日関係の記念日を制定するなら、抗日記念日ではなく、台日友好記念日でなければならないはずだ」と述べる許世楷大使の言に賛意を評したい。          (編集部)
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日本の無策が招いた台湾の反日化

                       本会常務理事・事務局長 柚原 正敬

 今年に入り、「世界一の親日国」と言われる台湾の雲行きがおかしい。反日的様相が濃くなってきている。
 今年二月十八日、台北県政府は烏来の高砂義勇隊慰霊碑の撤去を一方的に命じ、二十四日、周りの日本語記念碑を撤去した。慰霊碑はベニヤ板で蔽われ、李登輝前総統の揮毫になる「霊安故郷」の碑文は封印された。
 また三月下旬には、国民党主席の馬英九氏が市長の台北市が、日本時代に「台湾教育の聖地」と言われた芝山巌の「学務官僚遭難之碑」を移設する方針を固めたと報道された。
 さらに、五月八日には陳水扁総統の与党・民進党が、日本の台湾割譲時に台湾住民が日本軍と戦った歴史に光をあてるためだとして、八月二十八日を「台湾人民抗日記念日」として制定すべく検討を始めたと表明した。
 尖閣諸島は中華民国の領土だと強調する馬英九氏率いる国民党は、抗日英雄を顕彰する反日キャンペーンを展開している。国民党所属の台北県知事は馬主席の強い影響下にあり、高砂義勇隊慰霊碑撤去は国民党の反日政策を反映した動きと理解できる。
 台北市の学務官僚遭難之碑撤去方針も、その流れにある。だが、高砂義勇隊慰霊碑撤去の強引な手法が住民の強い反発を買ったことが影響したのか、この移設方針は元々なかったものとされた。そのまま残されるという。
 腑に落ちないのは民進党の「抗日記念日」制定方針である。民進党は、盧溝橋事件勃発の七月七日を抗日記念日としている国民党と趣旨は違うと抗弁するが、今、なぜ中国の日台離間策にも乗ずるような方針を取ろうとしているのか。反日世代が多い党内事情もあるが、支持率が低迷する与党の人気取り政策であろう。
 だが、総じて台湾の反日化は日本の対台湾政策の無策が招いたと言える。台湾は日本の生命線であり、台湾の将来は台湾人が決めるべきを、日本は今こそ世界に向けて表明し、明確な台湾政策を打ち出すべきである。
            (機関誌『日台共栄』6月号「巻頭言」より)
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【5月26日付「台湾の声」より転載】

許世楷駐日代表「台湾に抗日記念日は必要ない」

 日本の官民は最近、台湾与党が「抗日記念日」制定の動きを見せているとの報道を受けて憂慮を深めているが、台湾の許世楷駐日代表は23日、本紙記者とのインタビューで「記念日とは何かしらの社会的背景があって制定されるもの。目下、台日関係は72年の断行以来、最良の状況にあり、抗日記念日の制定には必要性はない」と語った。

 許氏は「この問題は民進党が国定記念日を検討している中で、ある人が台湾の主体性に基づく抗日記念日が必要かどうかと提議したことで発生した。これは一つの建議に過ぎず、具体的な結論ではない」と説明した。

 また「李登輝前総統も再三述べているように、目下の台日関係は72年の断交以来、最良の状況にある。もし台日関係の記念日を制定するなら、抗日記念日ではなく、台日友好記念日でなければならないはずだ」と述べた。

 日本の多くの人が国民党の反日体質が台日関係を変質するのではないかと懸念していることについて許氏は「国民党にいわせれば、8年間の抗日戦争は一つの重要な歴史であり、反日情緒は避けがたい。しかし過去の国府時代でも、積極的に日本と仲良くしていた。万一将来国民党が政権をとったとしても、やはり日本との交流は必要で、台日関係を断ち切
ることなどできはしない」と述べた。

 そして許氏は、「陳水扁総統も言ったことだが、台日間には国交はないが、どの側面から見ても精神上の同盟関係にあることは否定できない。台日米が共同で中国の軍拡の脅威に対抗することは、どのようなことよりも重要なのであり、これは民進党の基本政策でもある。台日間での国民の相互往来は昨年、230万人を突破した。日本側は台湾観光客へのノービザを実施し、国際免許証も承認しようとしているなど、台日関係は明らかに進展し続けている。そのため目下の対日政策では、いかなる失策も許されないのだ」と強調した。
                        (インタビュー・駐日特派員張茂森)
台湾紙「自由時報」(2006.5.25)より ※翻訳=台湾の声編集部
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2>> フジテレビが国旗誤報事件で本会の書面による質問に口頭で回答
   単なる「手続きミス」では済まされないことをフジテレビは理解せず

 日本李登輝友の会は、去る5月4日放映の「FNNスーパーニュース」の番組中、台湾ラーメンのコーナーで中華人民共和国の五星紅旗を掲示した件で、5月30日に書面で質問状を呈した。
 これに対して2日後の6月1日、フジテレビの「FNNスーパーニュース」担当者から口頭で回答がなされた。当方が正式に書面で質問書を提出しているにもかかわらず口頭での回答とは失礼な対応だが、それ以上に、その回答内容に問題がある。「旗は出さないつもりだったのに、誤って出してしまったミス」であり、安藤キャスターのお詫びコメントは「総合的な判断」であり、今後、訂正するつもりはないというのである。
 台湾を中国の一部として報道した責任を、単なる手続き上のミスで済ませようとするフジテレビの姿勢には、事の重大性をどこまで認識しているのか、大いに疑問が残る。
 この問題は、中学校や高校の地図帳が台湾を中国の一部と表記したり、台湾出身者の外国人登録証の国籍欄が「中国」とされている問題とまったく同根の問題である。
 日本政府は確かに「一つの中国」政策に立っている。しかし、ノービザ実施に明らかなように、また天皇誕生日レセプションを台湾と中国と別々に開催していることからも分かるように、台湾を「統治の実態」と認識している。現実に、台湾と中国という別々の国家が存在していることを前提として行動し始めているのである。
 ましてや公正な報道を求められる報道機関が、台湾ラーメンを紹介するところで、中華人民共和国の五星紅旗を掲示して、台湾は中華人民共和国の領土の一部とする中国政府の主張に立つような偏向報道は許されない。
 事は領土主権に関わることであり、放送法に抵触する問題なのである。「一部配慮に欠ける表記」をしたと関係者を対象にコメントしただけでは済まされないことを、フジテレビは理解していない。もし日本のテレビ局が尖閣諸島の写真を放映したとき、中国や台湾の国旗を出したらどうなるか。「一部配慮に欠ける表記」をしたと関係者を対象にコメントしただけでは済まされないことは三歳の童子にだって分かる話だ。
 「5月4日、番組中、台湾ラーメンを紹介した際に誤って別の国の国旗を出してしまいました。視聴者ならびに関係者にお詫びします」と誤って初めて訂正とお詫びをしたということになる。
 ここに、本会の片木事務局次長がフジテレビに対して送った質問書と、フジテレビからの口頭による回答をご紹介する。
                   メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原正敬

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